沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
初めて住んだ町なので、どこに何が売っているのか探すのに時間がかかった。Webで調べれば早いのだが、引越し時点ではネットは未開通だった。我が家のフレッツ光は、転居する前から申し込んでいたのだが、開通するまで2ヶ月近くかかった。お店は沖縄に来て生活すればわかることだが、このサイトは、移住を考えている人、移住したばかりという人のために制作しているので、簡単にご紹介する。(以下、店名などは2020年11月に加筆)
大手スーパーは「イオン」だけである。ヨーカドーもダイエーもない(ダイエーは2005年に撤退)。イオンは本島の那覇、南風原、うるま、名護、北谷に計5店舗あり、さらに、平成27年4月に巨大商業施設「イオンモール沖縄ライカム」がオープンした。⇒こちらから。住所は北中城村だが、沖縄市まで100メートルという場所にある。イオン系列の「マックスバリュー」は本島だけでなく石垣、宮古を含め、沖縄県内には31店舗あり、また、「ビッグ・エクスプレス」の看板を揚げている食品のディスカウントストアもイオン系列で、本島に8店舗ある(注…イオン系列の「ビッグ」と後述の「ビッグ1(ワン)」とは別会社)。
地元スーパーは、「サンエー(71店舗)」と「かねひで(59店舗)」が、ひしめき合っている。かねひでは、以前住んでいた私のアパートから歩いて行ける範囲内に2店舗あった。サンエーも、ゆいレールおもろまち駅から500メートル以内に3店舗ある。サンエーは食料品以外に衣料品を扱っている店舗もあり、那覇市、浦添市、うるま市、宜野湾市、西原町に大型店舗がある。この他には、数が少ないが、食料品、日用品を売っているスーパーのチェーンは、「リウボウ」、「コープ」、「ユニオン」、「業務スーパー」などがある。店によって品揃えや商品の質にも違いがある。詳しく書くと営業妨害になるので控えるが、生活していると自然に分かると思う。ご参考までに県内の小売業の売上高は、1位がサンエーで1,449億7,900万円、2位かねひでー667億7,200万円、3位−イオン653億1,200万円、4位ファミマ458億5,300万円、5位−ローソン272億1,200万円となっている(東京商工リサーチ)。
コンビニは、「ローソン」、「ファミマ」があり、「セブンイレブン」も2019年沖縄進出した。詳しくは ⇒ こちらから。なお、以前、100店舗以上あった「CoCo」は「ファミマ」に買収された。「ローソン」は「サンエー」と提携し、「ファミマ」は、「リウボウ」と「セブン」は「かねひで」とそれぞれ業務提携している。ハンバーガーは「Mac」、「モス」、地元の「A&W」がある。「ロッテリア」は県内に3軒あるが、那覇市以南にしかない。「ケンタッキ−」はアチコチにある。牛丼は「吉野家」と「すき家」は、よく見る。「松屋」も2020年1月進出。詳しくは ⇒ コチラから。ファミレスは「びっくりドンキー」、「ガスト」、「ジョイフル」などがある。「トマト&オニオン」は、那覇市で1軒だけ見た。
・お弁当屋さん
「ほっともっと」もたくさんあるが、街の弁当屋さんは、もっと多い。大きな看板を揚げた専門店もあれば、店名もなく、民家の1階を改装しただけのところでは、「弁当」のノボリがなければ通り過ぎてしまいそうだ。「ほっともっと」やスーパーの弁当は、いつも同じメニューだが、街のお弁当屋さんは日替わりでメニューが変わる。事前のネット検索で見たような「これでもか、これでもかと、おかずを詰め込む」という店には、まだ遭遇していないが、全般にボリュームはある。私のよく行く弁当屋さんは、朝6時から営業し、なくなったら店を閉める。昼の12時半に行って、弁当の残り二つという日もあった。繁盛していることは確かだ。二つとも買ったら、残っていたお惣菜パックを独特のイントネーションで「これも入れときましょうねェ〜」とサービスしてくれた。「しましょうねェ〜」の意味は ⇒ コチラから。
《追記》平成24年11月、ついにおかずを詰め込む店を発見した。旧石川市赤崎交差点近くの弁当屋さんでは、ご飯が見えないくらいおかずが乗っていた。350円だった。たまたま、昼飯時に通りかかって買っただけなので、もう行くことはないだろう。
なお、弁当については、このサイトの移住日記の「メタボになりそう」でも、ご紹介している。 ⇒ こちらから
・日曜大工センター・雑貨
食品スーパーのようにアチコチにはないので、道路地図を見て日曜大工センターらしい名前の店を捜して行ってみたら正解だった。「メイクマン」で新生活に必要なモノを揃えた。数は少ないが、「サンキュー」、「さくもと」、「サンシー」、「タバタ」、「カインズ」という日曜大工センターもあることを知ったのは、ずっと後になってから。100円ショップは「ダイソー」がある。家に一番近いダイソーの店は小さすぎて目的の品が揃わなかったので、隣町の店に行った。1日で2軒のダイソーのハシゴをした。「ビッグ1(ワン)」には食料品から家庭用品、電化製品まで売っている。食料品と言っても肉や魚は売っていない。
・銀行
本土のメガバンクの支店は、「みずほ銀行」しかない。それも那覇市に一店舗あるだけ。そのおかげかどうか知らないが、県内で宝くじは買える。沖縄には、「沖縄銀行」、「琉球銀行」、「沖縄海邦銀行」がある(信金等は除く)。沖縄県に住んでないと口座の開設ができないと聞いていたが、家賃は銀行の自動振替えのため、賃貸契約書の添付書類に通帳のコピーを添付しなければならなかった。銀行に事情を説明すると本土の住所でも開設してくれた。行くことは決めていたので、5ヶ月前には作っておいた。口座を開設してくれない銀行もあったので、詳しくは ⇒ こちらから。「ゆうちょ銀行」では、家賃の自動引き落としができないこともあるので、仲介業者か管理会社に要確認。私の場合もゆうちょ銀行での家賃支払いは不可で、前述の3行に限定された。
このほか、本土にもある店舗は、衣料関係のユニクロ、しまむら、青山、はるやま、大手電機店は、ヤマダ、コジマ、ベストがある。レンタルDVDのTUTAYA、ミスド、オートバックス、イエローハット、無印良品、大戸屋、ドトールにスタバ・・・。イオン沖縄ライカム内には、228店のテナントが入っているが、そのうち116店が沖縄初進出なので、あなたの知っている店もあるかもしれない。本土で見かけた店舗に出会うと、何故かホッとする。それと2019年6月に、浦添市の西海岸に「パルコ(正式名はサンエーパルコシティ)」がオープンしている。規模も前述の「イオンライカム」と同じくらいで、沖縄県最大級。 詳しくは ⇒ コチラから。
◎このほか関連ページは、
・「マルエーが・・・」は⇒コチラから。
・「三越も・・・」は⇒コチラから。
・「セブンイレブンがやってくる」は⇒コチラから。
・「イオン沖縄ライカム開業」は⇒コチラから。
・「パルコが沖縄にやってくる」は ⇒ コチラから。
・「東京ディズニーリゾートホテルが沖縄に」は ⇒ コチラから。
・「沖縄のスーパー」は ⇒ コチラから。
たまたま朝の散歩中、24時間スーパーがあったので入ってみた。7時ころだったが、結構、客が入っている。店内を一周すると変わった稲荷ずしが大量に積んであった。白っぽい色をした三角形の稲荷ずしだった。10個入りは650円、3個入りは187円。なぜか計算が合わない。その10個入りを5つも抱えて買っていく人もおり、飛ぶように売れていた。私も3個入りを買おうとカゴを取りに入り口に戻った。すしをひとつだけ買うのも気がひけたので、スポーツ飲料、りんご、バナナを買ってすし売り場に戻ると10個入りは残っていたが、3個入りは完売していた。翌日の朝、再び買いに行くことになった。しかし、その後は、いつ行っても残っていたが、初日に見たような山積み状態ではなかった。最初に行った日は、地元の小学校の運動会の日だったので、大量に用意していたのだろう。
・温かい豆腐
初めてスーパーに行ったとき、温かい豆腐が売られていた。家内と二人で「これは、何?」と地元の人に聞いた。詳しくは ⇒こちらから
・水
沖縄の水道水は、地元の人でも浄水器を付けないと飲めないと聞いていたので、はじめは2リットルのミネラルウォーターのペットボトルを数本買った。毎日買うのもたいへんなので、19リットルのボトルが逆さまになっている○○水のサーバーを契約した。ところが、家内が口に合わず、おなかの調子が悪くなった。別の○○水にしてもらったが同様だった。止む無くキャンセルした。
久米島の天然水を試しに1本買ってきた。これは家内にも合うようなので2箱(12本)買ってきた。重かった。今は、本土の六甲のおいしい水、富士の天然水やバナジウム水をケースで買っている。
《追記》沖縄の水道水について、詳しくは ⇒こちらから
・塩カツオの"たたき"
カツオのたたきを買った。家内は本土より安いと言う。その日の夕食に出た。食べると塩辛い。なんと塩漬けのカツオを"たたき"にしていたのだ。あまりに塩辛いので、冷水の中でしばらく塩抜きをしたが、それでも辛い。火を通したが依然、辛い。「塩しゃけ」とか、「塩さば」は聞いたことがあるが、「塩かつお」は初めてお目にかかった。生ゴミの日に新聞に包んで、二重にビニールに入れて臭わないようにして捨てた。どの店でも塩かつおを、"たたき"にするのかは確認していない。
・ホタテうに
ホタテとウニのビン詰めの塩辛。イカの塩辛はどこにも売っているが、これは珍しいと買ってみた。ホタテと言ってもヒモの部分を使っているだけだが、ぜいたくな海の幸を使ったコラボである。あまり辛くなく、塩辛とは思えない食味だった。あつあつご飯に乗せて食べたが、ご飯が ご飯がススムクン!。餞別をいただいた町内の皆さんに、ほかの土産品と一緒にお送りした。
・そのほかには
沖縄にあって、本土では、めったにお目にかからないものとしては、ヒージャー刺し(ヤギの刺身)、海ぶどう、ミミガー(豚耳)、ノニ(果物というかハーブというか)、コーレーグース(唐辛子の瓶詰め---これは食べるものではなく香辛料)、月桃餅(樟脳のような臭いがする)、ルートビア(これは飲み物。A&Wでも売っている。名前はビアだがビールではない)、食用のヘチマ(沖縄では、ナーベーラーといって、野菜として食べる)、ドゥルワカシー(田芋の練り物)、むじ汁(田芋の茎のスープ)、パパイヤイリチー(パパイヤの炒め物、パパイヤといってもフルーツのパパイヤではなく、完熟前の青い色をしたパパイヤを使う)など。「豚足」は、最近は本土でも手に入るが、沖縄で初めて食べたとき、毛もついたままだったので驚いた。コチラでは脚の部位が「テビチ」で、つま先部分を「チマグー」と言う。詳しくは、⇒ コチラから。ヒートゥー(イルカの肉)は、名護方面で「イルカ定食」の看板を見たが、私は、まだ食べたことがない。
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