沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
移住する1年ほど前のこと、アパートを探すためN市のホテルで三日間過ごした。残念ながらN市では希望の条件に合う物件は見つからなかったが、別の発見があった。市の中心部から少し離れたマンション街の一角に新しそうなパン屋があった。不動産会社の営業マンに聞いたら「内地(本土)から来た人がやっていて評判はイイですよ。那覇市から買いに来るぐらいですから」と聞いたので、立ち寄って何点か購入した。味もよく、歯当たりも硬すぎず、モチモチでもなく、買うのに順番待ちをしなければならないほど大盛況だった。
移住後、家内は「あのパン屋さんに行ってみたい」と何度も言うのでN市に出かけた。どの辺りにあったか、1年も前のことなので私はうろ覚えだったが、家内はしっかり記憶していた。その日は駐車場には車もなく、店内には客は一人も居なかった。前回食べておいしかった家内の希望のパンはなかったが、5種類ほど購入した。家まで待ちきれなかったので帰路、海辺の公園で食べてみた。家内は「何コレ!。ガチガチよ」。家に帰ってブランデーケーキに似たパンを食べたらパッサパサ。翌朝に食べたレーズンブレッドは、味は良かったが山の部分が黒こげ。チーズ入りのパンはフランスパンでもないのに・・・。わざわざ高速道路を使って行くまでのことはなかった。前回は店に入りきれないほど人が居たが、今回は客が一人も居なかったのもなるほど。人気におぼれて手抜きをしたのか、たまたま失敗したのかは分からないが、失敗作を商品として販売するようでは、先は長くないかも…。(--、)
…と思っていたが、先日、10年ぶりに、この店の前を通ったら、店はまだあった。そのときも駐車車両は1台もなかったが、コロナ禍を乗り越え、頑張っているようだ。
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