多良間島の「ぱなぱんびん」


珍しいお土産をご紹介する。本土の人には意味の分からない名称「ぱなぱんびん」は、沖縄県多良間島の伝統的な菓子である。家庭では、祝事や法事などのときに作られる。地元の言葉で「花(ぱな)の揚げ菓子(ぱんびん)」を意味するそうだ。輪を重ねたような形状で直径は約5センチメートルくらいである。多良間(たらま)島の「特産品加工所たらま花」で製造販売している。130グラム入りで324円。ネット通販でも手に入る。

作り方は、小麦粉に卵と牛乳、塩を加えて練り、花びらの形にして油でさっと揚げるだけのシンプルなお菓子。一つひとつ手作りで、食べやすいサイズで塩味と食感を大切にあっさり味に仕上げてある。おやつやお茶うけはもちろんのこと、ビールなどのおつまみにもなる。 かつては小麦粉の代わりに粟を用いることもあった とか(一部、HP「宮古島の風」より)。



ぱなぱんびん


《ご参考》多良間島…宮古島と石垣島のちょうど中間に位置する多良間島は、小判のような形をしている。周囲を珊瑚礁と白砂のビーチに囲まれた人口約1,300人余りの島。宮古島からは、フェリーが1日1往復(約2時間)、39人乗りのプロペラ機は約20分で1日2往復している。



 ◎このほかの食品関係は
◎沖縄の食品関係(タイトルをクリックしてください)

・沖縄に来た直後に書いた「食べるモノ」 ・恐るべしシーチキン
・沖縄の野菜 ・沖縄のご飯は、美味しくありません
・沖縄の水道水は飲めるか? ・沖縄の塩
・沖縄のパン ・がっかりしたパン屋
・沖縄の魚 ・ゴーヤ
・サンドイッチシャープ ・沖縄のスッポン料理
・沖縄そば ・沖縄県民はカレーを食べない?
・沖縄かまぼこ ・いちゃがりがり
・ねこまんま ・ひーじゃーでおもてなし
・ヌーヤルバーガー ・ルートビアはビールではない
・ナーベーラーって何? ・チキンバラバラ
・「ぽーぽー」はお菓子ではない? ・沖縄のてんぷら
・多良間島の「ぱなぱんびん」 ・吉野家に「タコライス」
・ムーチーの日 ・ちょっちゅね
・オススメの泡盛は? ・沖縄のみかん
・波布食堂 ・オリオンビールが旨い
・沖縄県人は温かい豆腐を買う ・沖縄のパイナップル
・1,000円のハンバーガー ・「テビチ」と「チマグー」は違う
・「ちんすこう」の元祖は? ・ホンモノの黒糖とは?
・これが「の〜まんじゅう」だ! ・初めて沖縄そばを食べる人に
・恐怖の「キロ弁」 ・タコスとタコライス、どっちが好き?
・沖縄県人はおせち料理を食べない? ・おばあ食堂

  ナビゲーションはトップページにあります。

   TOPページへ