1,000円のハンバーガー


2015年春にオープンしたイオンライカムに出店しているフランチャイズのフード店が、新しいメニューを発表した。それが沖縄限定ハンバーガーで、単価は税込み1,186円だそうだ。皆さんは、1個1,000円のハンバーガーと聞いて何と思われるだろう。私も本土にいるとき、バーガーショップにはよく行ったが、たいていはマックかモスかロッテリアなので、単品なら高くても5〜600円くらいだ。ところが、沖縄では食生活が いち早くアメリカナイズされていたこともあってか、大手のチェーン店以外にもハンバーガーショップが多く、その中には1個1,000円超のハンバーガーを売っているショップも少なくない。沖縄は観光地だから高いのかとも思ったが、地元の人しか買い物に来ないような商店街や観光客が通らない幹線道路からはずれたところにも1,000円超の店があるので、観光地価格でもないようだ。下の写真のほとんどは、各ショップのHPからコピーさせていただいた。店名はご紹介しないが、HPで「沖縄、ハンバーガー」で検索していただければ、驚くほどたくさんのショップがあることが分かっていただけるだろう。すぐ下の3点の写真は2021/02/20に追加した。いずれも1000円超。一番右は豊見城市のバーガーショップのベーコンチェダーで、マクドナルドでバーガーをオーダーしても5分と待たされることはないが、ここでは頼んでから出てくるまで20分以上待った。パティだけで厚さ5センチ、150gというビッグサイズだったので火が通るのに時間がかかったのだろう。大きすぎてナイフで切り分けないと口に入らない。パティの150gは、マクドナルドの期間限定メニュー・メガマックの4枚分より重い。この店のオーナーシェフはカナダの方だった。




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《ご参考》なお、沖縄県内のバーガーショップの店舗数トップ3は、@マック 41店舗、AA&W 27店舗、Bモス 21店舗(以上、2021/2/20調べ)だが、沖縄全県でハンバーガーを売っているのは、「食べログ」登録店だけでも200店舗ある。なお、2位の「A&W」は、本土の方はご存じない方もおられるだろうが、マックが銀座に1号店を出す前から沖縄にある。国内では在日米軍基地内以外では、沖縄県にしかない。「A&W」 について、詳しく知りたい方は、⇒こちらから


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それより、こんな大きなバーガーをどうやって食べろというのか?。ギューギューと押し潰してしまうと、具材がはみ出て美味しくない。無理やり かぶり付くと、口の周りや手が汚れる。そのうえ、ソースやケチャップなどをポトポトと垂らすので、見た目も汚ならしい。一度手に持って食べ始めたら手を離せないので、ストロー以外の飲み物は口にできない。それに、店で食べるときには人の目も気にするから、相当、苦労して食べることになる。この写真の中で私が食べたのは、上の左の「アボガドチーズバーガー」だけだが、店で食べたので、まず、上下を二つに取り分け、フォークとナイフを持って真っ二つにしてから食した。もし、自宅だったら、そんなお上品な食べ方はしない。この店には1,000円以下のメニューもあったが、今まで食べたことのないものを食べてみようと選んだら@1,200円だった。値段のことをいうと、この店には もっと高いバーガーがあった。本部牛バーガーは @1,400円だった。ダイナミックにかぶり付くか、ちょっとずつかじるのか、バラして食べるのか、それとも、ナイフとフォークで切り分けるか…。


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いつもこんな大きなバーガーばかりを食べていれば、超高カロリーなので、沖縄の方々は、皆、メタボになるだろうなぁ。「メタボになりそう」は、⇒こちらから。なお、私の正直な感想としては、こんなことを言うと営業妨害みたいだが、1,000円超のハンバーガーを食べるなら、その値段で買える肉を買ってきて、自分でローストした方が…と思うのだが。下の写真:左は、那覇市のアメリカンスタイルのショップのメニューにある「でーじしかますじょーとーバーガー」で、高さ50cmは@2,800円だが、高さによって値段が変わる。この店で一番高いのは、直径30cmのバーガー(下の右)で、お値段は、何と@4,000円。これを食べたいときは、3日前までに予約が必要だとか。



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《ご参考》上記のバーガーの名前の意味は、「でーじ」は大変、「しかます」は驚かせるという島言葉。「じょーとー」は優れたもの。つまり上等ということ。「じょーとー」については、沖縄の皆さんは、普通より良ければ「じょーとー」と言う。うちなーぐちの定番中の定番で、沖縄では、日常会話の中で、かなり頻繁に「じょーとー」が使われる。心から「上等」と思って使うこともあれば、軽く「いいんじゃないの〜」程度の相づち代わりに「じょーとー、じょーとー」と言うこともある。

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