沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
平成26年5月15日、この朝刊に大きな活字が躍っていた。「沖縄三越9月閉店---57年の歴史に幕」。新聞によると、沖縄三越は、平成16年、多額の借入金により経営が悪化。金融機関主導で事業再生を進めてきたが、債務返済のメドが立たず、また、「三越」の看板は、三越伊勢丹ホールディングスから10年間の期限限定で、債務残高を減らして事業を好転させることで10年後も継続させるという条件だったが、その使命を果たせなかったため、三越の商標が今年の9月末で使えなくなることから、事業の継続を断念したというもの。
私は、沖縄出身でもないのに、なぜか沖縄三越には愛着がある。初めて沖縄に来た昭和40年代の後半、三越の前で、家内と家内の姉と3人で記念写真を撮ったことも懐かしい。デパートとしては小さな建物なのに、周りに高い建物がなかったので大きく見えた。今は、周りに同じような高さのビルが立ち並び、建物だけでなく事業も埋没してしまった。沖縄では、ダイエーが撤退して9年。山形屋が閉店して15年。ついに、今年9月、沖縄三越が閉店する。沖縄でデパートと呼べるのは、リウボウだけになってしまった(下の写真は、沖縄三越のHPより)。
三越閉店のニュースが流れた5月15日は、日本のコンビニの先駆けのセブン−イレブンが生まれた日。セブン−イレブンはこの日、40周年を迎えた。なお、沖縄三越の跡地は、リウボウグループが、デパートとは異なる形態の商業施設を計画しているという。
NEW《追記》平成26年5月20日付け琉球新報によると、閉店日は本年9月21日と決まった。事業はリウボウが引き継ぎ、来春以降、国際通りの店舗の1階は土産品をそろえる物産店舗、2階はエンターテーメントを提供するホール空間とする計画。百貨店以外の事業もリウボウが引き継ぐことが正式発表された。閉店と同時に後々の計画まで明らかになっているので、水面下での交渉が進んでいたのだろう。また、前日にはセブンイレブンの沖縄進出がリークされている。流通業界の動きは活発なようだ。
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