沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
本土でも5月ともなればビールが美味しい季節となるが、沖縄では一年中ビールが美味しい。(^^♪
オリオンビールは、近年は本土でも知られるようになったが、沖縄県産のビールである。日本のビールメーカー大手といえば、キリン・アサヒ・サッポロ・サントリーの4社だが、沖縄ではオリオンビールを加えて大手5社という。ところがWikipediaによれば、その5社のなかでのオリオンの全国でのシェアは、わずか0.9%の圧倒的最下位という(注1)。それでも沖縄の皆さんが大手5社と主張するにはワケがある。それは「沖縄には、沖縄のビールがある」とCMして、県でのシェアが、ダントツの55%もあるからだ。
私が初めて沖縄に来た昭和40年代後半、オリオンビールを飲んだ。それまで名前は知っていたが飲んだことはなかった。飲んだ感想は、旨いとか不味いという以前の問題で、ビールを水で割ったような味だった。そのころ本土では、ビールといえばキリンビールが圧倒的なシェアを誇っており、酒屋にビールと注文すれば、銘柄は指定しなくても、黙ってキリンラガーを持ってきてくれた。あの苦味こそがビールの特徴だったが、日頃、キリンラガーを飲み慣れている私から見れば、初めて飲んだオリオンビールは、ビールのような味がする炭酸飲料水だった。それから沖縄には何度も足を運んだが、居酒屋やホテルのレストランなどで、ビールを注文するときは、黙って "ビール" と言うと、間違いなくオリオンビールが出てくるので、「本土のビール、何がありますか?」と聞いてから注文していた。
ところが、こちらに転居してから、サークルの懇親会でオリオンビールが出てきた。40年ぶりに飲んだ。飲んでみて「エッツ」と思った。” 旨い” のである。昔のような水臭さもなく、間違いなくビールの味だった。長い年月を経て、オリオンさんも腕を上げたのだなぁと思った。美味しくなったその訳は、平成14年、アサヒビールと業務提携して醸造技術を向上させ、翌年の5月から沖縄県内で販売されるアサヒのスーパードライの缶と樽は、オリオンビールがライセンス生産しているというのだ(オリオンビールのHPより)。もし、名護市方面に家を探しに行くことがあったら、オリオンビールの工場(下の写真:左)があるので、お立ち寄りを。試飲もさせてくれる。人数が多いときは、事前に予約が必要。写真はオリオンビールのHPより。
《お断り》このページの内容は、私の個人的な感想です。ベニーオクのタレントのように、Webを利用してステマをするようなことはしておりません。高視聴率を誇ったTVドラマ・ドクターX 〜外科医・大門未知子流に申しますと「やらせ広告は、一切、いたしません!」。(^^♪
NEW (注1)国内ビール各社のシェア
1位 アサヒビール 39.2%(7年連続1位) (^^♪
2位 キリンビール 32.1(過去最低) (--、)
3位 サントリー 16.0(ややUP) (^-^)
4位 サッポロビール 11.9(ややUP) (^-^)
5位 オリオンビール 0.9(ヨコ這い) (O_o)
以上、平成28年上半期(平成28年7月12日発表)
NEW 《追記》先日、加入しているサークルの懇親会があった。興が乗ってくるとカラオケタイムとなり、私の知らない島の歌を歌う人もいた。その中で、どこかで聞いたことのある歌を聞いた。それが「オジー自慢のオリオンビール」だった。テレビでオリオンビールのCMで流れている歌である。CMのカラオケがあるなんて驚きだ。テレビでは30秒しか流れないが、カラオケはフルなので聞いたことのない部分もあった。たいへん景気のいい歌なので、宴会にはピッタリだと思う。お聞きになる方は、下の「右」の写真をクリックを。オジンではなく、ビギンが歌っている。島言葉も交じっているので、何を歌っているのかわからない方は、「左」の写真をクリックすると、カラオケのように歌詞も流れる。どちらも急に音が出るので、深夜の場合はご注意を。
歌詞が出てきても、沖縄の人でないとわからない言葉をあると思うので解説すると、マースー=塩、かりゆしウエア=沖縄で着られるシャツ、かりゆしは島言葉で めでたいという意味、まーかいが=どこ行くの?、ウチナー=沖縄、ちゃーならん=お手上げです、なんくるないさ=なんとかなるさ、わったー=私たち、にーびち=結婚、さびたん=〜しました、あっり=それ、そ〜れ(掛け声)。
なお、オリオンビールは、平成31年3月22日、本土の野村ホールディングス(HD)と米投資ファンドのカーライル・グループに買収されることが決定した。詳しくは ⇒ コチラから。
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