沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
塩の専門店に行った。専門店だから当然のことだが、塩の種類が多い。海に囲まれた島だから製塩業は地場産業のひとつだろうが、大きな袋に入った安価なものから一袋1,000円以上のものまで価格差は大きい。
「清めの塩」という言葉があるが、われわれの日常生活の中では、料理以外の用途も多い。葬式の後、家に入る前に清めのために使う。神事でも、米、酒、水などとともに、必ず祭壇に供える。料亭の玄関には、盛塩をしているのも相撲で土俵に撒くのも清めという意味がある。宮古島では、神仏とは関係なく、玄関に小袋に入った塩を置くのは、島の習慣だそうだ。(Wikipedia「塩」より)
沖縄で売られている塩の銘柄に「ぬちマース」がある。沖縄の方言で、「ぬち」は命、「マース」は塩のこと。つまり「命の塩」、塩は命の源だそうだ。戦後、長くアメリカの統治下に置かれた沖縄には、日本の専売法は適用されておらず、人々はそれぞれの工夫で自由に塩を作ることができたそうだが、昭和47年、本土復帰と引き換えに、沖縄の塩の味は大きく変わってしまった。本土復帰から25年、平成9年塩の専売制が廃止され、再び塩作りが自由にできるようになり、そのため、スーパーでも数多くの塩が売られるようになった。(HP「塩 いのちと心の物語」より)
現在、塩の種類は、全国で沖縄がもっとも多いそうだ。せっかく、お店で銘柄をメモしてきたので、売られていた沖縄県産の塩だけを紹介すると「雪塩」「シママース」「屋我地島の塩」「北谷の塩」「球美の塩」「美ら海の塩」「美の海育ち」「まぐねしお」「黒潮源流塩」「天妃の塩」「さんごマース」「粟国の塩」「うこんの塩」「あっちゃんの塩」「うるわしの花塩」「青い海」「珊瑚の塩」「はごろも塩」「石垣の塩」「伊江島荒波」「蔵盛さんちの塩」「美の塩」「小花」「島のに塩」「紅塩」・・・。一番高かったのは、与那国島の「花塩」で、135グラムで2,100円。55グラムは1,000円だった。前述の「塩 いのちと心の物語」によれば、このほか沖縄には100種類の塩があるそうだ。
◎このほかの食品関係は
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