沖縄の野菜


8月31日は「野菜の日」。831---ヤサイの語呂合わせ。このページは沖縄で買う野菜についてご紹介する。沖縄の方が読むとムカッとされるかもしれないが、正直な実感なのでお許しをいただきたい。

「沖縄で食べる野菜はおいしくない」。これは、家内の実感。最初は、沖縄県産の野菜のほうが新鮮だと思って買っていた。しかし、味が…。見た目も本土なら売り物にならないようなクズ野菜も少なくない。キャベツやレタスは、切ったら中が痛んでいて、捨てたことも何度かあった。県産のモヤシを買って、その日のうちに開封したら異臭がした。中で発酵していたようだ。地産地消と言われても、今は、県産の野菜は、できる限り避けている。

野菜は知り合いになった方からいただくこともあるが、島野菜特有の味が、どうもなじめない。へちまは こちらでは、ナーベーラーといって野菜扱いだが、本土では食べる習慣がない。いただいた皆さん、決して文句を言っているのでは ないので、ゴメンナサイ。家内は県産の野菜より冷凍の野菜のほうが安心できると言っている。ただし、冷凍野菜は、ほとんどが中国産なので国産か大手メーカーのモノを探して買う。大手だからと言って信用できないかもしれないが、それしか選ぶ基準がない。

スーパーに行けば、本土産の野菜も売っている。九州産が多い。輸送賃がかかっているので、安くはないし、海を渡って来るので、野菜が疲れているようだ。生鮮野菜は採りたてでないとねェ〜。県産のスイカを買った。甘みが薄い。糖度は10度とあったが、実際は、それ以下だと思う。県産でも今帰仁(なきじん)産は、玉は小さいが甘みはある。本土産は11〜12度の熊本県が多かった。長野県の松本ハイランド産や鳥取県産は美味しかった。13度と表示してあった。玉で買うと糖度が表示してないので、主に1/6に切ったものを買っている。

《追記》自宅の近くに八百屋がある。店の前をよく通るが、若い男の店員が、大勢、忙しそうに動き回っている。この店は支店があるほどなので、手広くやっているようだ。そこで家内が、大玉トマトの2個パックを買った。2個ともヘタのところにカビが生えていた。家内が言うには、1個150円のキレイなトマトが包装なしで置いてある隣に、同じ大きさのトマトが2個250円でパックされて置いてあった。同じ大きさなら2個パックの方がお得だと思って買った。そうしたら見えないところが痛んでいたそうだ。沖縄の人は人がイイので、文句を言ってこないことを見越してやっている。実はこの店では、以前にも痛んだ商品は、見えないように発泡スチロールのトレーに乗せてラップで包むということがあった、と家内は言う。そんな店で買わなければイイのにと、私は思うのだが、家内は、その後も、どうしてもナスが欲しいと言って、その店に買いに行った。輪切りにしたら中が茶色に変色していた。引き取り手のない商品を仕入れて売っているとしか思えない。この店には、地元の人が買いに来るのに、なぜ、こんな所業が出来るのか?。沖縄にも、こんな商売をしているのがいるんだねぇ。また、違う店だが、ある地元の大手のスーパーでは、キャベツやレタスをラップで密封して販売している。買ってすぐ、開封するのを忘れると、中が蒸れて腐ってしまう。新鮮に見せるため、一旦、水をくぐらせているので傷みも早い。

《ご参考》沖縄で売っている本土産の野菜の産地を一部、ご紹介する(新聞の青果市況欄を参照)---北海道(タマネギ、ダイコン、にんじん、ジャガイモ、キャベツ)、熊本(キュウリ、トマト、ナス、ジャガイモ)、大分(トマト、ミニトマト)、福岡(ワケギ、トマト、ミニトマト、ホウレンソウ)、鹿児島(ダイコン、ハクサイ、キャベツ)、宮崎(キャベツ、ダイコン)、長崎(ジャガイモ、ニンジン)、茨城(ミズナ、ナス、さつまいも)、長野(レタス、ハクサイ、エノキダケ)などなど。なぜか県産のとうもろこしを売っている店がない。北海道産を見つけて買ったが、粒が、超〜硬かった。運んでいるうちに干乾びてしまったようだ。その後、農協のイベントで沖縄産の朝取りコーンを見つけた。つい嬉しくて3本も買ってしまった。家内は1本の1/2。私が2本と1/2を食べた。

《追記》今年も、間もなく8月31日の「野菜の日」がくるので、沖縄の野菜について追記したい。

こちらで生活して感じることは、沖縄の皆さんは、本土と比べると、驚くほど高い値段で野菜を買っているということである。移住者が沖縄に来て嫌われることのひとつに、何でも本土と比較する ということがあるそうだ。好きで沖縄にやって来たのに、本土と比較して沖縄のことを悪くいうのは、沖縄の皆さんの気分を悪くさせることなので、決して、口にしてはイケナイことなのだが、家内は、野菜の値段が高いことには買い物に行くたびに不満を言っている。それも私に文句を言うので閉口している。この原稿を書くため、昨日、近所のスーパーの野菜の値段をメモしてきた。

長野産レタス298円、群馬or茨城産きゃべつ238円、北海道産ブロッコリー198円、熊本産トマト128円、同ナス198円、北海道産大根298円(以上、1個、1本の税抜き価格)、宮崎産きゅうり1袋198円(2本)、大分産ピーマン1袋138円(4個)。男がスーパーで価格をメモしていると、怪しいと思われるので一部しかご紹介できなかったが、きゃべつ、トマト、きゅうりは、本日の特売だった。我家ではキャベツは、普段は1/2を198円で買っているそうだ。家内に言わせると、本土にいるときは、野菜をこんな値段で買ったことはないと言っている。この季節なら、本土で私の住んでいたところでは、きゅうりは、ひと山100円で売っていた。夏なのにナスが1本198円などアリエナイそうだ。 移住しようと思っておられる方にお知らせする。「沖縄の野菜は高い!」。

何年か前だが、あるサイトで沖縄に転勤して来た人の書き込みを読んだ。「年収1千万円の我家でも、沖縄の野菜は高いと思う」-----年収1千万だってぇー!。ふざけるな〜〜ぁ!!。よく言うねぇ〜。こんなことを平気で言うヤマトンチュは、嫌われるよ

NEW 沖縄の野菜Part2


私の所属するサークルに専業農家の奥さんがいる。近くのスーパーに「県産野菜コーナー」を出店しており、〇〇さんが作った野菜というラベルを貼って売っている。奥さんとは、その店で数回、野菜を陳列しておられるときに顔を合わせたことがある。たまたまサークルの懇親会で隣り合わせになったので、お伺いした話を要約してご紹介する。

私「亜熱帯気候の沖縄で野菜を作るは大変じゃないですか?」
沖縄の奥さん「そうなの。少しでも虫が食っていると売れないんですよ〜。消費者は無農薬、無農薬と言うけれど、虫食いがあったら買ってくれないのね〜」
私「でも、沖縄は高温多湿なので、農薬を使わないと虫食いだらけになるでしょ」
沖「そうなのよ〜。できるだけ使いたくないのだけれど、使わないと病気にもなるしねぇ〜。今、沖縄ではナスミバエ(注1)が流行っていて、ナス科の野菜は路地だと全滅よ。ゴーヤーだって農薬を撒かないと虫が付くのよぉ」
私「低農薬では できませんか?」
沖「低農薬なんてウソですよ。売るために そう言っているだけで、農薬を何回までなら低農薬なんて決まりはないし、自分たちで規制して農薬を使わなくて収穫できなくなっても、誰も保証してくれないわ」
私「無農薬の有機栽培と売り場に書いてある野菜も見ますが…」
沖「無理、ムリ、無理、むりぃ〜、ウチは旦那と二人だけでやってるから手が足りないわ。それに露地栽培では絶対ムリよ。ハウスでやっている人はいるけれど、ハウスだって病気は出るから薬は使ってるわよ。ハウスは台風が来たら、あとが大変よ。み〜んな、飛んでちゃうんだらか。それに、野菜でも果物でも、自然栽培じゃ生産性が上がらないし、野菜も不揃いになるから商品にならないわ」
私「本土の農家では、自分の家で食べるものには農薬は使わないと聞いたことがあるけど…」
沖「そうそう、それは当り前よ。自家用の野菜は違う畑で作って、農薬を使うのは花が咲くまでよ。虫が出たら手や箸で取ってるわ。孫も食べるからねぇ〜」
私「そういう野菜、私にも売ってくださ〜い」
沖「ハハハ、こんどねぇ〜」
売ってくれる気はなさそうだ…。

先日の新聞に、神奈川県からの移住者夫婦が、無農薬で作られた県産野菜を流通させるショップ(「わが家のハルラボ商店」)を那覇市泊3丁目に立ち上げ、自然栽培野菜を給食で利用してもらうプロジェクトにも取り組んでいるそうだ。このショップは、毎週木曜日(8月以外)に野菜や人気商品を車に詰め込んで、読谷のカフェ「自然いぬ」や沖縄市の美容室「きらり」の駐車場などに出張して店を開いていると記事にあった。無農薬、自然栽培という難しい課題に取り組んでいるご夫婦にエールを送りたい。

(注1)ウリミバエ…平成22年に確認された外来種の害虫。幼虫が主にナスやトマト、ピーマンなどのナス科作物の果実を食害する。無農薬栽培の露地ほ場や家庭菜園、庭で栽培されているピーマンやシシトウ、シマトウガラシで特に被害が目立つ。現在、本島26市町村の全てで確認されている(沖縄県病害虫防除技術センター)。



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