沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
沖縄県は、アイスを食べないランキング全国第一位だとテレビで紹介していた。食べる一位ではない。食べない第一位なのである。それを聞いて、私は「エッ、ウソじゃないか?」と思った。本土より暖かい沖縄でアイスが食べられていないなんて、にわかには信じられなかった。
トレンド総研(世の中のトレンドに関する調査・研究をして情報発信する研究機関)の発表によると、
「ビール」「アイスクリーム」「かき氷」は、どれも暑いときにおいしいものだが、これらが売れ始める気温は異なっている。ビールは22℃で売れ始め、アイスクリームは27℃で売れ始める。だが、30℃を越えるとアイスクリームは売れなくなり、カキ氷が売れ始める。というのだ。
本土(北海道と東北を除く)では、最高気温の平均が30℃を越すのは、1年で2ヶ月しかないのに対し、沖縄では4ヶ月もある。その沖縄では、夏になるとアイスが売れなくなり、"カキ氷" や "冷たいぜんざい" の方がよく売れるのだそうだ。我家でも、本土にいるときは、よくバニラ系アイスを買っていたが、暑い時にコンビニやスーパーに行ってアイスクリームとかき氷が並んでいたら、どっちを買うかと言われると…… 確かに。
また、アイスを買っても家に着くまでに溶けてしまう。イオンはドライアイスをくれるが、スーパーの中には、ドライアイスどころか持ち帰り用の氷も置いていない店もある。
下の写真:左は、沖縄市泡瀬の「米八そば」のぜんざい(詳しくは ⇒ コチラから。)。右は、今年の3月オープンした、うるま市昆布の「マザーリーフ」のぜんざい(それぞれの店のHPより)。ぜんざいといえば、普通は温かいものだが、沖縄では冷たいのが一般的。かき氷が乗ったぜんざいは、店によって特徴がある。
私が、初めて沖縄に来た40数年前に買ったお土産は、ブルーシールのアイスで、冷凍便にして自宅に送った。ブルーシールは、昭和23年、駐留米軍兵の乳製品供給のために米軍基地の中に設立されたが、のちに基地内から浦添市に会社を移転し、以来、沖縄のアイスクリームとして現在に至っている(同社のHPより)。塩ちんすこうアイスとか紅いもアイスといった沖縄ならではの製品もあるが、私はブルーシールの中では、少し甘すぎるがバニラアイスをよく買う(本当は、ハーゲンダッツが欲しいのだが、私の住む周辺には売っているお店がない)。シークヮーサーシャーベットも、ときどき味わう。サッパリとしてと爽快になる味である。この商品の難点は、どこの店にでも置いていないこと。
《ご参考》都道府県庁所在地別のアイスの消費量の調査結果
食べないトップ3は、@那覇市 5,379円 A和歌山市 6,069円 B神戸市 6,518円
では、食べるトップ3は、@福井市9,238円 A福島市 9,237円 B金沢市 9,127円
上記資料は、「えん食べ」グルメニュースより(トレンド総研公表)。
昨年、放送された「秘密のケンミンshow」では、食べるトップは、富山県で10,059円、食べないトップは沖縄県で6,402円だったので、北陸では食べられて、沖縄では食べられないというトレンドは、両調査に共通している。
◎このほかの食品関係は
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