水 没


アパートを探していたとき、那覇市の中心部なのに家賃が安い新築物件を見つけた。ワンフロア2ルームで、隣室とは互いのユーティリティスペースを境にしている。「これは、いい物件が見つかった」と、グーグルストリートを見たり航空写真を見たら、50メートルほど離れて川があった。ネットで詳しく検索したら台風のとき、この川の水があふれ、道路が20センチ冠水したという記事が出ていた。家探しを始めた頃は、冠水についてはノーマークだった。下見でN市に行ってアパートの窓を開けたら川があって異臭がした。この物件はボツにしたが、本土に帰って川の名前で検索したら、台風や集中豪雨で度々、氾濫していることが分かった。それ以降は、必ず過去の情報をチェックするようになった。

今年も本土では、集中豪雨で1か月分の雨が1日で降ったとか、数十年で一度あるかないかの大災害だったというニュースがたびたび聞かれた。8月30日に運用が開始されたばかりの「特別警戒」が、運用開始からわずか2週間で京都、滋賀、福井の3府県に発令された。嵐山の渡月橋に濁流が押し寄せるテレビのニュースは、以前、何度も行ったところなので、目に焼きついて離れない。昨今は、何が起きるのか、一寸先は闇・・・。

沖縄では、今年(平成25年9月22日現在)は、幸い、大きな被害をもたらすような大雨は降っていないが、昨年は、最大風速70メートル級の台風が連続してやってきた。このとき名護市、恩納村などでは、1時間雨量が120ミリを越えた。那覇市でも1時間で55ミリの雨が降り、県内各地で川があふれ冠水した地区が少なからずあった。それ以前でもネットで検索すると、大雨のときに、よく冠水する地域がある。これは地元の人なら分かるのだが、不動産屋は、自分たちの不利益になる情報は提供してくれない。だから、こういうことは自分で調べなければならない。調べる方法は、
1.その地域のハザードマップをチェックする。ネットで検索できる市町村もある。
2.現地を下見したときに、付近の年配の方に聞く。冠水ではないが、以前、下見をしたとき、近くの奥さんに住環境を聞いたら、「長物が出たことがあります。噛まれた人もいますよ」と言う。不動産屋に伝えたら、「あぁ、そういう話を聞いたこともあります。最近ではありませんが・・・」と、小さな声で返事した。
3.ネットで地域情報を検索する。具体的な地名を入力すると、過去に災害があればヒットする。
私はネット検索で事足りたが、役場の防災担当部署に出向いて聞くのが早いかもしれない。電話で問い合わせても、沖縄の地名に馴染みのない人は聞き取るのが難しい。

アパートの上の階に住むからと安心してはいけない。マイカーは1階または半地下に置いてあるのだから。写真(左)は、平成24年9月16日、台風16号のとき---Drivig Service JAMMINGさんから提供していただいた。右の写真は、平成19年8月、那覇市に24時間で421ミリの雨が降ったときの琉球新報の一面。



冠水 那覇市


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