アレッ〜、風呂がない


ネット検索で家を探していたら、築2ヶ月の3LDK物件を見つけた。各部屋は6畳、LDKは14畳と広い。今まで見てきた3LDKでは、4.5畳とか5畳という中途半端な部屋が、ケッコウ多い。こんな部屋にベッドを置いたら、あとは何も置けないから家具置き場くらいにしか使えない。

見つけた部屋は、家賃は普通だが、部屋が広いだけでなく、エアコン、ガス乾燥機など設備も揃っている。ウォークインクローゼットも広くトランクルームとしても使えそうだ。早速、不動産会社に電話をしたら、私の希望した階は全室、空いているという。築2ヶ月も経っているのに、何故、そんなに空いているのかと思ったが、部屋を見せて欲しいと申し入れた。

翌日、現地に着いて、不動産会社のお兄さんに案内してもらった。階段には壁と屋根があるので、雨降りでも濡れない。そして部屋に入った。あらかじめ、窓を開けておいてくれたので風が通っている。新築だから部屋も当然キレイだ。だんだん好感度が増してきた。しかし、家内が浴室を空けた。「アレッ〜、浴槽がない」(実際は「お風呂がない」と言った)。浴室は広いのに浴槽がないのだ。理由は、大家さんが「シャワーだけでいい」と言ったからだとか。沖縄の人はシャワーだけで浴槽には入る習慣がないことは知っていたが、今まで、新築の物件で浴槽がないマンション・アパートには、初めてお目にかかった。大家さんが、本土の人間には貸す気がないのかもしれない。

ネットで見た平面図には、浴室という表示があり、設備にバス・トイレ別とあったので、マサカ浴槽がないとは思わなかった(シャワーしかなければ、平面図にはシャワーのイラストになっていることが多い)。不動産会社のお兄さんも「新築で浴槽がないのは珍しいです」と言っていたが、彼のせいではない。家内は「いいお部屋なのにね。浴槽があったら契約するんだけど」と言って慰めた。

この物件では、浴室と言うのはシャワー室のことなので、必ず浴槽があるとは限らない。家をさがすとき、平面図で浴槽があることを確認するか、事前に不動産会社に確認しないと、見に行ってもガッカリするかもしれない。

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