台風でも元気な街


10月に台風が続けてきた。一つは本島と宮古島の間を抜けて中国へ抜けた。もう一つは、本島の東の海をまっすぐ北に進み、与論島をかすめて九州に向かった。ともに本島では警報が出た。暴風警報が出るとバスが運休するので、休みになる会社が多いそうだ。もちろん学校も休みになるので、子供たちは大喜びする。風雨が強ければ街を歩く人も少ないのだが、今回のように警報が出たのに、ちょっと風が強いかなぁ、と言う程度だと街は活況を呈する。

私の家の近くにレンタルビデオ(DVD)屋がある。いつも1階の駐車場は一杯だが、屋上のPは閑散としている。ところが台風が接近中だというのに、上のPまで満杯だった。せっかく借りても、停電になったらどうするのかなぁ?。雨も止んで、風もたいしたことがなかったので、私も日課の散歩に出かけた。驚いたのは、いつも夕方から開店する居酒屋が、昼間から営業していたのだ。ちょっとのぞいてみたら、ケッコウ人が入っていた。台風のおかげで商売が繁盛していた。

沖縄の人たちは台風を十分、知り尽くしているので、今回のような台風が来ても上手な付き合い方が出来るのだろう。移住者は、その辺が分からないと思うので、子供たちが外で遊んでいても、家でジッとしていた方がいいかもしれない。下手に外出すると、どこが低い土地なのか分からないので車が水没したり、足の速い台風だと天候が急変して暴風雨になって、家に帰れなくなるかもしれない。

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