新築アパートを借りるとき


賃貸情報を見ていると新築(建築中)という物件がある。建築中の場合は、現地を見に行っても、テントに覆われているので、場所の確認と周囲の住環境を見るだけ。建築中の建物には不動産業者の社員と一緒にヘルメットを被らないと中に入れてもらえない。私も工事が進んでいる物件で、二度ほど入れてもらったことがあるが、一軒は足の踏み場のないくらい物が置いてあって、部屋の状況がよく分からなかったり、コンクリートを打ったばかりのところは、板一枚が渡してあるだけで、揺れる平均台の上を歩くようだった。踏み外さないように、恐る恐る歩かねばならなかったので、無理を言って入れてもらっても、気を使うばかりだった。

ところが、いい物件は、建物が完成する前に契約済みになってしまうことがある。このため、建物内部を見ないで決めなければならないことがあるので、気をつけて対応しよう。まず、申し込みの方法だが、不動産会社によって方法がマチマチなので、よく、確認する必要がある。

私が知るケースは、
(1) 手付け金を払って申し込みをする。支払ったお金は本契約のときに相殺されるが、契約しないときは、没収される。一番多いケース。
(2) 上の(1)と同じだが、完成した物件を見て、契約しないときは手付け金を返してくれる。
(3)手付け金不要で、申し込みが出来る。内覧会が済んだ時点で、気に入ったら手付け金を入れる。
(4)小さなアパートや大家さんが同じアパート内に住むときは、大家さんの書類審査に通った人だけが契約できる。申し込み時には手付け金は不要。詳しくは、⇒こちらのページ(追記の2番目)。不動産会社は、あからさまに言わないので分からない。
だいたい、こんなケースがある。借り手としては、(3)が一番いいが、実は、同じ不動産会社でも、営業担当は(1)だと言い、経理担当は(3)と、言うことが違ってたことがあったので、足元を見られて、不利な条件を強いられないように。手付け金は、だいたい、家賃の一ヶ月分が普通。

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