沖縄に四季はあるか?


沖縄に四季はあるか?。長く本土に暮らしていた私から見れば、答えは「No!」である。本土より1ヶ月も早く、6月に梅雨が明け、10月になっても30℃を越えるのだから、夏が半年近く続く。あえて四季と言うならば、『春・夏・夏・秋』だと思う。1年で一番、気温が下がる1〜2月の最低気温は、9℃〜である。この気温は、本土の中部なら4月か11月の最低気温に相当する。本土で使っていた温風ヒーターは持ってこなかった。正解だった。1台だけ持ってきた電気カーボンヒーターも出番はなかった。

一番過ごしやすいのは、4月頃かなァと思う。暑くもなく、寒くもない。こちらでは「うりずん」と呼ばれている。意味は「潤い初め(うるおいぞめ )」。若葉がいっせいに咲き、草花はその彩りを増して、大地を潤していくさまを表す言葉だそうだ。こちらでは、5月の連休が明けると梅雨入りするので、その前が生活するには一番いい季節ではないかと思う。

観光業者は、沖縄は「常夏の島」と言うキャッチコピーをよく使うが、これは間違い。「常夏の島」は、単なる沖縄観光の広報イメージ作戦。 1〜2月も寒くはないが、泳げるほどの気温ではない。3月に入ると万座やサンマリーナなど、多くのビーチが海開きをするが、それでも泳ぐには寒い。3月の平均気温は18.9℃。これも本土中部なら5月か10月に相当。昨年11月、読谷村の残波海岸に行ったとき、水着姿でビーチバレーをしていた集団があった。全員、外人だった。同じ月、名護市のサンセットビーチに行った。ビキニ姿で歩いている2人連れがいた。1人は外人だった。外人は皮膚が厚いのかなァ?

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