沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
名護市の羽地(はねじ)地区で、赤やピンク、白色など5万坪の水田に500万本のコスモスが咲く。それも見ごろは1月。本土でコスモスといえば、漢字では「秋桜」と書くので秋に花をつけるのが普通だが、沖縄では1月〜に満開になる。
新聞記事やテレビのニュースで紹介されたので行ってきた。場所は、名護市の中北部にある羽地という沖縄のコメどころである。コスモスが咲いているのは田んぼの中。見渡す限り咲いていた。その田んぼの中にはベンチが二台置いてあり、まわりに風船のデコレーションもしてあった。
もともとこの田んぼのコスモスは、人を楽しませるためではなく、コメの肥料にするため。つまり、コスモスは緑肥用に植えられている。だから、田植えが準備のために刈り取ってしまうので、コスモスが見られるのは2月上旬までのようだ。2月7日にもう一度立ち寄ったら、ほとんど刈り取られていて、残っているコスモスはわずかだった。
1月末の土日には「はねじコスモスフェステバル」が行われ、普段、5s2150円の羽地米 が3s1000円で売られたり、羽地米の甘酒、リキュール「米の花」、呉我茶(ごがちゃ)などの特産品も販売される。また有料だが、コスモスの摘み取りもできる。コスモスは肥料にするためなので、フェステバルの日以外は持ち帰りはできない。なお、私は現地の表示板が小さくて気が付かず、あぜ道を歩いてしまったが、あぜ道は立ち入り禁止だった。
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背景の「首里織」は、首里王府の城下町として栄えた首里において王府の貴族、士族用に作られていたもので、悠々として麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。この作品は、米須幸代さんの「グーシー花織」です。