日本一早い桜祭り


八重岳の桜


平成29年1月29日、今年も八重岳に出かけた。家を出るときは名護城跡の桜を見に行く予定だったのだが、渋滞で行き先を変更し八重岳へ行った。これで八重岳は4回目である。これも何かの縁か。写真を撮ったので、このページに追加した。以下の文は、平成25年に作成したもの。

日本一早い桜は、本部半島の八重岳で行われる。沖縄自動車道路を許田(きょだ)IC で降り、名護市経由で県道84号線を北に進み、峠越えをすると八重岳の大きな標識があったので左折したが、その後、何も道標がない。途中の食堂で道を尋ねたら「この道を登ってけば行けるよ」と言われたので、どんどん登っていくと分岐があり、左に行ったら本日休業の喫茶店があって、その先は通行止めだった。止む無く県道に戻って、土産店のご主人に尋ねたら「2キロ下って左だよ」と教えてもらい、やっと八重岳の麓にたどり着くことができた。

道路脇の掲示板に、頂上は8分咲き、麓は6分咲きと表示されていた。花の色は本土のソメイヨシノやヤマザクラと違い、まるで梅か桃のような濃い紅色をしている。沖縄の桜は緋寒桜(ヒカンサクラ)という種類である。彼岸桜と音が似ているので、間違えないよう最近は、寒緋桜(カンヒサクラ)ともいうことも多くなったとか。また、沖縄の桜が本土の桜と大きく違っているのは、寒いところから開花することである。したがって、本島北部から咲き始め、次第に南下する。暖かいところから咲き始め、桜前線が北上する本土とは逆である。八重岳の桜祭りは、毎年1月下旬に始まるが、那覇市与儀公園の桜祭りは、2月になってから行われる。

また、おもしろいことに、沖縄の桜は、花が下向きに咲く。そしてソメイヨシノのように花びらが1枚、また1枚とヒラヒラとは散らない。ポトッと花弁ごと落ちる。だから桜吹雪にはならない。私の所属しているサークルの人たちは、本土に行ったら桜吹雪を見たいと言う人が何人がおられた。さらに、沖縄の皆さんは桜の木の下で酒を飲む宴会をしない。皆さんに聞いても、桜の木の下で飲み会やバーべキューをしているのを見たことがないそうだ。ご先祖の墓の前や集会場の駐車場では、飲めや歌えや踊れやの大宴会をするのに不思議やねぇ。沖縄の皆さんは桜の木の下では、家族、カップルやグループで散策をしたり写真を撮ったり、イベントのショーを見たり、露店で買ったものを食べ歩きする。

八重岳の桜を見て思ったことは、結論から先に言うと「ガッカリ」だった。なぜなら、本土の桜をたくさん見てきている私から見ると、八重岳の桜は貧弱に見える。理由は、
 @ 木が小さいので華やかに見えない。
 A 途切れ途切れに木があるので、桜並木という感じではない。
 B1本の木に咲く花がまばらに咲いていているので、盛り上がりに欠ける。
そうなった要因の一つに、毎年、大型台風がくるので、塩害で木が枯れたり、枝が折れるなどして木が大きくなれないのだそうだ。また、台風の強烈な風で樹勢が衰えてしまい、木そのものが疲弊してしまうのだと、アパートの大家さんが言っておられた。さらに、木によって個体差が大きく、満開の桜の隣が蕾だったりする。本土の桜のように一斉に咲かないのが残念である。

下の八重岳の桜の写真は、きれいなところを抜粋してお見せする。なお、このページの写真は、平成25・26・27・29年に撮影したものである。最初に見たときガッカリしたと言っているのに3年連続で、また、1年空けて同29年にも行ってしまった。29年は、車を降りたときは雨が降っていたが、歩いているうちに陽が出てきた。それ以外の年は ほぼ快晴で、絶好の桜日和だった。

また、後でわかったことだが、八重岳への道はいくつかあり、私が間違えたと思って引き返した道も、途中の分岐を右に行けば桜の森公園に出ることが出来たのだった。



桜標識 桜
   
桜 桜
   
桜 桜
  この写真は今帰仁城址

八重岳の桜

八重岳の桜


《お知らせ》平成31年(2019)の八重岳桜まつりは、1月19日(土)〜2月3日(日)です。公式ページは ⇒ コチラから

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