コメダ珈琲がやってくる!


NEW 《速報》
コメダ1号店は8月6日、糸満市に上陸
7月25日、コメダは糸満市兼城に1号店をオープンすると発表した。8月6日から営業する。88席全席禁煙。新聞報道によると、パインとハムを使った南国風ピザ「ハワイアン」を580円で限定販売するそうだ。下の写真の「クロノワール」は通年メニューではないのでないかもしれないが、コーヒーとトーストをセットした「モーニング」や「シロノワール」はあるはず。コメダの沖縄県出店は46県目で、未出店県は青森県だけとなった。



コメダ珈琲

コメダ糸満店。コメダの建物は、特徴があるので一目でわかる(写真は流通ニュースより)。


私がこのサイトを作っていることを知っている沖縄の知人に「コメダってそんなに有名なの?」と聞かれた。確かに沖縄では無名なので、(注)を追記した。

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喫茶チェーン「コメダ珈琲」(以下、コメダ)が、沖縄に進出するというニュースが共同通信Webに掲載された(平成30年4月12日)。

コメダは、名古屋発祥の喫茶店チェーンで、東海地区では知らない人がいないくらいの有名店である。今後2〜3年内をメドに、まだ店舗がない青森、岩手、秋田の東北3店に新規出店するので、東北3県への出店が完了した時点で、日本国内でコメダが存在しない都道府県は沖縄県のみとなる。現時点(平成30年4月)で、コメダは日本および中国・上海に800店舗を構える。2020年までに、これを1,000店まで増やす計画があるという。

コメダ(注1)の代表的なメニューといえば、何といっても「シロノワール(下の写真はクロノワール:なぜこの写真にしたかというと、私が好きだから。ただし、通年メニューではない)」である。たっぷりとしたデニッシュパンの上にソフトクリームをどーんと載せ、甘ーいシロップをかけた、コメダの看板メニューだ。老若を問わず女性には大人気である。
そして、もう一つは「小倉トースト」である。「トーストに小倉?」と疑問を持たれた方もあるだろう。名古屋では珍しくないのだが、全国的にはそれほどポピュラーではないので、疑問を抱かれた方は、騙されたと思って、コメダに行ったらぜひ一度、小倉トーストを食べてみてほしい。あんこは実はトーストに合う。そしてコーヒーにも合うと私は思っている。
現在のコメダの場合は、開店から朝11時まで、ドリンクメニューに焼きたてのトーストと「名古屋名物おぐらあん」「定番ゆでたまご」「手作りたまごペースト」のどれか(選べる)がついてくる。

そして、喫茶店なのだから当たり前なのだが、代表的メニューはコーヒーである。どえーりゃー(注2)美味しいわけではないが、決して不味くはない。名古屋で、どの喫茶店に入ったらいいのか迷ったら「コメダ」に行く。知らない喫茶店に入ったら、でら濃いだけのコーヒーが出たとか、行くたびにコーヒーの味が違うということはない。コメダのコーヒーはフツーに美味しいのだ。迷ったら「コメダ」。これが、名古屋では常識となっている。

正式発表ではないが、コメダの沖縄県内1号店は、糸満市兼城の商業施設「サンプラザ糸満」内に出店するという噂である。時期は、今年の夏くらいに。この情報は求人広告から知った。オープンの3ヶ月前より、福岡エリアの直営店にて実地研修をするとか。採用人数は4名とあった。《追記》いつの間にか店舗が増え、糸満市兼城の「サンプラザ糸満」第1号店に続き、宜野湾市と北谷町にも店があった。2020年9月7日現在、計3店舗になったようだ。北谷町店は国道58号線沿いなのでよく目立つ。恩納村からの帰りに3時頃入ったら人であふれていたが、駐車しているのはレンタカーが多かったので、コメダを知っている本土からの観光客?。宜野湾市店は国道から数百メートル中に入っているので、店があることを知っていないと分からない。1時ころ入ったがガラガラだった。今度行ったら店がなくなっているカモ。

《追記》
(注1)コメダ珈琲…コメダをご存じない方のためにチョッピリご説明すると、名古屋が本店のコーヒーチェーン店ということは前述したが、その規模は、国内店舗数が795店、海外を含めると800店(平成30年4月現在)で、スタバ(1,342店)、ドトール(1,124店)に次いで全国3位である。全国的に喫茶店が減少を続け、全日本コーヒー協会資料によれば最盛期の昭和56年には15万4630店を数えたが、最新データでは6万9983店(平成26年)と30年余りで半分以下となるなか、店舗を増やし続けており、大躍進を続けている(データは週刊「東洋経済」)。名古屋を中心とした東海地方に根付いている喫茶店文化を味わえる代表的なコーヒー店である。
こっそり お教えするが、コメダに行ったら、おススメするメニューのひとつに「みそカツパン」がある。大きめのホットドッグロールの中に、これまた大きめのみそカツとキャベツがはさんである。メジャーで測ったわけではないが、全長20p、全幅は10センチくらいはあろうか。パンの大きさとカツの大きさは、ほぼ同じというボリューム。モーニングセットと両方は食べきれないので、残ったらパックを貰ってお持ち帰りを。みそカツが苦手の方には、みそなしの「カツパン」もある。「えびふりゃーぱん」はないが、えびをミンチにした「えびカツパン」はある。
ここに書いたことは、見たままをそのまま述べただけなので、決して ”ステマ” ではない。(^-^)

(注2)どえーりゃー…名古屋弁で「ものすごく」という意味がある。「でら」「どえらい」「でえーりゃー」などとも言う。「でら」は「超(ちょー)」に当たる。肯定でも否定でも使う。「ものすごく美味しい」は、名古屋弁だと「どえりゃー、うみゃぁーでかんわ」。「ものすごく不味い」は、「どえりゃー、まぢぃーでかんわ(正確には「ぢ」と「づ」の間の発音)」という。



シロノワール 小倉トースト
クロノワール(左)と小倉トースト(写真はコメダHPより)


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背景の「読谷山花織」は、「ゆたんざはなうぃ」または、「よみたんざんはなおり」と読みます。琉球王朝のための御用布として織られていました。絶滅寸前だったものを、昭和39年に読谷村で「幻の花織」として復活しました。