沖縄県人のお賽銭はシビア?


昔から お賽銭の額は、5円(ご縁がありますように)、45円(始終、ご縁がありますように)、55円(いつもご縁がありますように)という人が多いそうだが、お賽銭の全国平均は605円だとか。金額ゾーンは100円から499円までが全体の3割を占めるそうだ。しかし、その金額は、都道府県によって随分と差がある。

都道府県別の金額のベスト10は、
◆お賽銭の平均金額多い県ランキング◆
1位 三重県  2,323円
2位 福島県  1,487円
3位 青森県  1,368円
4位 大阪府  1,259円
5位 岡山県  1,203円
6位 千葉県   945円
7位 福岡県   778円
8位 北海道     678円
9位 宮崎県     673円
10位 兵庫県    670円

1位はダントツの「三重県」だが、伊勢神宮があるからかなァ?。4位は、1000円超の大阪府。「大阪人はシブチンではないぞ!」という浪速っ子の高笑いが聞こえてきそうだ。これを見ると、あまり地域差は感じられない。

では、金額の少ない県のベスト10を見ると、
◆お賽銭の平均金額少ない県ランキング◆
1位 沖縄県   63円
2位 栃木県  102円
3位 大分県  144円
4位 茨城県  149円
5位 埼玉県  155円
6位 熊本県  163円
7位 静岡県  258円
8位 長崎県  285円
9位 岐阜県  292円
10位 宮城県   301円
何と、一番少ないのは沖縄県だった。それもダントツ。100円以下は全国を見ても沖縄県だけである(以上、データは、yahoo newsより)。

さて、その理由は?。私の勝手な想像だが、
・ 先祖崇拝の沖縄では、御嶽(うたき)やお墓にお参りに行くことはあっても、神社に行ってお参りをする習慣がない。ヒヌカン(火の神)を拝んだり、仏壇へのお供えはするのだが…。
・ 沖縄県では、神社は全県で13社しかない(HP「都道府県別統計ランキング」)ので、神社になじみがない。なお、神主さんが少ないので、地鎮祭を行うとき、沖縄では神主ではなく お坊さんが仕切っている。
・ ユタに払う金は惜しまないが、神社へのお賽銭は重要視していない。
・ 沖縄で初詣での参拝者が一番多いのは護国神社で25万人、2番目は成田山福泉寺で20万人、3番目が波の上宮で15万人(HP「RETRIP」より)だそうだ。護国神社の参拝者多いのは、本土の護国神社は軍人を祀っているが、沖縄では戦争で犠牲となった民間人もお祀りしているからで、本土の護国神社とは存在の意味合いが違うのかも。
ちなみに、年賀状を出す枚数の一番少ない県は沖縄県だという調査もあった。詳しくは⇒ コチラから

◎このサイトの沖縄の正月関連は、
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