沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
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《追記》
平成25年に沖縄の平均寿命が、女性が1位から3位、男性が25位から30位になったという発表がなされ、沖縄県人には大きなショックだったが、平成29年7月21日、琉球新報の1面トップ記事に「平均寿命 沖縄46位」の大きな活字が躍った。46位ということは、下から数えて2番目である。かつては沖縄県が男女とも全国一の長寿県だった沖縄県にとって、壊滅的、屈辱的ともいえる調査結果だった。沖縄の皆さんは、とても信じられないだろう。
この調査は東京大学が、これまでの厚生労働省の調査方法とは異なる統計手法で算定したもの。これによると、沖縄の平均寿命は(男女平均)81.6才で、45位の秋田県の82.3才とは0.4才の差があり、最下位の青森県の81.6才とは0.3才差だった(1位は滋賀県で84.7才)。
平成25年の調査結果を受け、沖縄県では25年後までに長寿全国一を復活させるという目標を掲げたが、復活への道は、遥か遠いようだ。識者からは、生活習慣病の改善や子供のころからの食育など、息の長い取り組みが必要という指摘が上がっている(琉球新報を参考に作成)。以下は、最初にUPしたページ。
ず〜と前から、沖縄は長寿の国と思っていた。ところが、平成25年2月28日「2010年都道府県別生命表」いわゆる長寿番付が発表されたのを見ると、沖縄が長寿だったのは、今は昔…の話だったようだ。この統計発足(昭和50年)以来、続けてきた女性の1位が3位に後退した。10年前には男女とも日本一の長寿を誇ってきた沖縄県の長寿ブランドは、ここに崩壊した。
長寿崩壊の原因はいろいろ報告されているが、第一は高脂肪食である。その結果、肥満になる。肥満は死の四重奏《肥満+糖尿病+高脂血症+高血圧》のトップバッターである。最新の研究によると、脂肪には まるで薬物中毒のように人をとりこにする性質があり、いくら対策を取っても高脂肪食から容易に抜け出せない実態があるという。某テレビ局の特番では「人間は子供の頃の食生活が習慣化して、なかなか抜け出せないもの。アメリカ進駐軍とともに沖縄に持ち込まれた欧米食 "高タンパク・高カロリー食" に慣らされた沖縄の子供たちは、そのまま成人してメタボになってしまった」と言う。沖縄県のメタボ人口が40歳以上の男で3人に2人以上。女で3人に1人で、男女とも全国平均を10ポイント以上 上回っていると、このサイトの「沖縄県人のメタボは全国一」でもご紹介したが、そのデータが、間違いないことを今回の長寿番付の結果が証明した。沖縄で生活していると、何故、こういう状況になってしまったのか、分かる気がする。
◎このほか、健康に関するページは
・沖縄県人のメタボは全国一 ⇒ コチラから。
・沖縄県人の健康は危機的状況 ⇒ コチラから。
・たまには歩け、沖縄県人 ⇒ コチラから。
《追記》
このように肉の食べ過ぎ、食の欧米化が問題になっている最中、「米と野菜中心の和食は体にいいというのは間違いだ。肉食は太るというのも間違いだ」と講演会で言う医師がいる。沖縄T会病院医師の彼は、沖縄の長寿問題は、食の欧米化ではなく、食の本土化が原因だという。専門の医師がこういうことを言えば影響力が大きい。聞いた人は迷うだろうな。それにしても、この医師は沖縄人の豚好きを知らないのかなァ。何しろ沖縄の人は、頭から尻尾まで鳴き声以外、全部食べてしまうのだから・・・(おことわり…豚肉が悪いという意味ではありません)。
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