沖縄県人はスピード違反をしない？


全国的にみて、スピード違反（最高速度超過）は、一時停止違反に次いで検挙数の多い違反（平成30年の実績）だそうだ。高速道路に限ってみれば、最高速度超過は取り締まり件数の68％を占める、ダントツトップの違反なのだ（道路交通安全施策の現況−内閣府−より）。

そこでダイヤモンド社が、免許保有者1000人あたりのスピード違反の検挙件数が多い都道府県を調べた。1位になったのは北海道（34.78）、2位は大阪府（29.50）、3位は石川県（26.48）だった。北海道が１位になったのは、ご承知のとおり、直線道路が多く、信号も少なくスピードが出やすいからだろう。

そして、スピード違反が全国47都道府県で一番少なかったのは、何と沖縄県の3.02件だった。これは北海道の10分の１以下という驚異的な数字だ。沖縄県は飲酒運転は全国一だが、スピードは控え目のようだ。

なお、沖縄県ではスピードを出したくとも高速道路の全長が県合計で57.3キロと全国で２番目に少ない。また、一般道路もスピードが出せるような直線道路が少なく勾配も大きいからだろうが、交通に関しては良いことで一番になるのが少ない沖縄県なので、このニュースはぜひご紹介したかった。

ご参考までに全国グッド５は、
免許保有者1000人あたりの最高速度超過（スピード違反）検挙件数の少ない順
1位　沖縄県　3.02
2位　三重県　5.30
3位　滋賀県　5.39
4位　徳島県　6.34
5位　秋田県　6.63

以上、週刊ダイヤモンド資料より

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背景の「首里織」は、首里王府の城下町として栄えた首里において王府の貴族、士族用に作られていたもので、悠々として麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。この作品は、米須幸代さんの「グーシー花織」です。