沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
このページは、《追記》を繰り返したため、1ページの分量としては、かなり大きくなったので、内容を10ヶ条にまとめてリニューアルしました。なお、これを読むと沖縄県人全てが、こういう運転をすると思う方がいるかもしれませんが、こういう運転をする人が少なからずいるので、はじめて沖縄で車を運転するときには、注意しましょうということでUPしています。県民の悪口を言っているのでありませんので、こういう運転をしていない人は、ムカッとされませんよう。なお、最新の《追記》は一番下にあります。
=NEW= 沖縄で車を運転するとき、知っておきたい10ヶ条。
1. 右左折時に方向指示器を出さない人が少なくない…。婉曲に表現したが、正直言うと多い。出しても右左折直前とか、信号が変わってからという人も。
2. 一時停止をしない人が少なくない。というか、すごく多い。車が右(左)から近づいているのに無視して強引に左(右)折する。路地から出てくる車が見えたら、一時停止しないかもしれないと思って防衛運転を。
3. 少しでも車間が開いていると、入れるのが当たり前のように、路地や駐車場から強引に割り込んでくる人がいる。
4. 信号が変わったばかりだと、赤信号になっても止まらない人がいるので、自分の信号が青になったからといって安心して発信しない。マサカと思われるだろうが、交通量の少ない交差点では、平然と赤信号を無視する人もいる。
5. 二輪車は右側から乗用車を追い越し、車の間をすり抜けて前に出ようとする。"すり抜けバカスク"といわれている。中央線をはみ出してくるので、対向二輪車にも注意する。
6. 対向右折車がいると、自分が青信号でも、止まって相手に道を譲る人がいる(特に片側一車線の道路が多い。全ての車がするわけではないが、沖縄独特の譲り合い習慣らしい)。後ろに車がいることなど気にかけていないようなので、追突しないように。
7. バス停に停車中のバスを追い抜くときは慎重に。追い抜いている最中に、急に幅寄せ発進する。
8. 沖縄はレンタカー(「わ」・「れ」ナンバー) が多い。利用客は地理に不案内なうえ、古いナビを積んでいるレンタカーもあるので、交差点の直前で強引に右左折することがある。レンタカーの事故は、平成28年度には年間9,648件と年々増加している。自分がレンタカーに乗るときも、レンタカーの後を走るときも注意しよう。一番下に追記あり。
9. Yナンバー・Aナンバーなどの横文字ナンバーには特に注意する。事故を起こすと面倒なことになる。
10. 道を間違えたらといって、安易に次の道を右左折しないこと。道路は京都のように碁盤の目にはなっていないことが多いので、元に戻れなくなる。
沖縄でなくても、こういう運転をする車はあるのだろうが、9.の「Yナンバーとの事故」以外は、わたしが実際に体験して得た教訓である。沖縄で運転するときは、くれぐれも安全運転で!。
《追記》
◎沖縄県のオービス情報(orbis-guide.com.より)
那覇空港自動車道 八重瀬町外間(北西行き)移動式小型
那覇空港自動車道 豊見城市金良(南西行き)移動式小型
沖縄自動車道 中城村新垣(上り)移動式小型
沖縄自動車道の沖縄北ICと沖縄南ICの間 南行き(那覇方面) ループコイル式H
市道 那覇市金城4丁目(北東行き)移動式小型
国道330号線(浦添バイパス) 浦添運動公園付近 北行き(宜野湾方面) Hシステム(取り外しズミ)
以上、2021/09からは、可搬式オービスが実験運用されている。
以下は、もともとのページ。上の10ヶ条をご理解いただければ、以下はお読みにならなくてもいいのですが、お時間のある方は、お読みを。最新の《追記》は一番下に。
一番驚いたのは、赤信号でスピードを落としたら、二輪車(50ccの原付)に右から追い抜かれたことである。本土では二輪は左端を走るが、ここでは四輪と同じ感覚で走っている。信号待ちのときは、車の間をすり抜けて一番前に出る者が多い。片側2車線の道路を走っているときに二輪車の集団に追いつかれたときは、車間距離など、おかまいなしに少しでも先に行こうと、右からも左からも次々に割り込んでくる。まるで無法地帯だ。そのときはブレーキペタルを足を乗せて、いつでも踏めるようにして走った。
以前、沖縄でも黄色の信号で突っ込む車はいたが、今では赤に変わっても突っ込むのが、ごく普通らしい。マナーの悪い輩の習慣が伝染したようだ。沖縄では、黄色の信号は進めで、赤色は、おまわりさんがいなければ、気をつけて進めを意味する。目の前の信号が青に変わっても、左右に注意して発進しよう。
しかし、親切な人も多い。本土では、割り込みなど絶対にさせてやるもんか!という態度ミエミエで運転している人がいると本道が渋滞しているとき、脇道や駐車場から出るときは、なかなか入れてもらえないが、ここでは日常茶飯事で譲ってくれる。これは私も見習っている。沖縄県人は気持ちが大きい人が多いのだろう。しかし、譲られたほうは当たり前のような顔で、あいさつもしない人も多い。何か釈然としないなァ。譲られたら、あいさつをするのが当然と思っている私の心が狭いのだろうか。
沖縄に着いた日は、台風直撃の翌朝だった。太い街路樹が倒れ、那覇市では復旧作業の最中だった。那覇市を離れると、平日の昼だったのに、道路が渋滞している。停電で信号が何ヶ所も止まっているのだ。おまわりさんもいない。交差点では、両方向の道路から車が突っ込むので、皆、徐行する。すると渋滞が、ますますひどくなる。本土ならクラクションを鳴らして強引に走り抜ける車があるだろうが、とくにルールがあるわけではないが、どの交差点も、 譲り合って なんとか流れている。やはり、心が広いのだろう。私も慣れないレンタカーなので、前の車に続いてソッと走り抜けた。
こんな光景も見た。青信号なのに前の車が発進しない。対向する右折車を先に行かせているのだ。エッツ、何で行かないの?と思ったが、その訳は、片側一車線で右折車があると右折車の後ろの車が進めないので、一部に右折車を優先させる慣習があるのだそうだ。もちろん、すべての人がするのではないので、必ず右折優先ではない。勘違いしないように!。それと、右左折時にウインカーを出さない。車線変更でも出さない。一時停止では止まらない。赤信号は無視する。そういう車が驚くほど多い。タクシーも同様だ。私が一時停止で完全に止まったらタクシーにクラクションを鳴らされた。
バス停から発車するバスにも注意しよう。ウインカーを出して、後続車を確認してから発車してくれれば危険はないが、ウインカーを出してすぐ発車する横着者が少なくない。こちらもバス停に止まっていれば、注意して追い越すのだが、追い越し最中に、突然、幅寄せされるのでヒヤリとする。バスの運転手は、一般車はバスに進路を譲って当然と思って運転しているので、細心の注意が必要である。バスの運転手は二種免許を持っているからといって、上手な運転をする者ばかりとは限らない。バスを運転するのは初心者かもしれない。
=NEW=
《追記》 定期バスが東海岸の道路で速度超過や急ブレーキを頻繁に繰り返していて危ないという投書をもとに、琉球新報がチームを組んで4ヶ月に及び調査し、制限速度50キロの一般道を80キロ以上で走行している実態をバス会社に問いただしたら、会社はスピード違反を認めたという。なぜスピード違反をしたのかと運転士に問いただすと「早く家に帰りたかった」と答えたという。
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ウチナーンチュ(沖縄県人)のなかには本土の人間を快く思っていない人もいるようだ。沖縄に来たばかりで、ナンバープレート変更をしていなかった頃、スーパーの駐車場に車を置いていたらサイドミラーを逆に曲げられた。オートミラーだから相当、力を入れないと曲げられないので、これは悪意でやっている。直そうとしたが、片手では戻せなかった。早く沖縄ナンバーに変えなくては・・・。沖縄ナンバーに変えるのには、車検証や住民票などを持って最寄りの国土交通省陸運事務所へ。といっても沖縄本島には、浦添市にしかない。なお、軽自動車は陸運事務所ではなく浦添市にある軽自動車検査協会なので、お間違えのないように。
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《追記》沖縄県は飲酒運転での事故が、22年連続で全国一だそうだ。さらに付け加えると、平成24年のシートベルト着用率調査(警察とJAF合同調査)では、一般道、高速道とも沖縄県は、全国最下位だった(H24/10調査)。そんなわけで、今年の車当たり自動車事故死亡者数は全国1位。運転免許所有者当たりでは全国4位。自慢できる結果ではない(H24/10/31現在)。
《追記》平成25年上半期の交通事故に占める飲酒がらみの割合が発表された。詳しくは⇒ こちらからどうぞ。
《信じられないホントの話》 営業中のタクシーが飲酒運転で検挙された。那覇市内でビールを飲みながらタクシーを運転をしているところを路線バスの運転手が見つけて通報した。警察がこのタクシーを発見。職務質問したところ、車内から飲みかけの缶ビールが見つかり、呼気からもアルコールが検出された。この運転手は「ほかの場所でも飲んできたサ〜」と話したそうで、常習性もあったとか。今回は、たまたま見つかっただけで、ほんの氷山の一角に過ぎないかも。
《追記》 こんな事例を聞いた。ある人がタクシーに追突してしまった。片方のウインカーが割れただけの軽微な事故だったのに、タクシーの運転手は首が痛いと言って3ヶ月も入院してしまった。いつ見舞いに行っても病院に居ない。毎日、パチンコ屋に通っていた。運転手は働くより休業補償の道を選んだのだ。
なお、那覇市の交通渋滞については、⇒ こちらからどうぞ。
また、沖縄の舗装道路は滑りやすい。「ウソ」か「ホント」かは、⇒ こちらからどうぞ。
《追記》 もうひとつ大事なことをお教えする。沖縄での運転で気をつけるのは、「わ」ナンバーと「Y」ナンバー。「わ」は全国共通、レンタカーだが、沖縄に来る観光客は、島内には鉄道もなく、バスは初めて来る人には分かりにくいので、団体でない限りレンタカーを利用する人が多い。私もはじめはそうだったが、慣れないところで慣れない車を運転するのだから当然のことだが、モタモタする。また、ナビとにらめっこだから前をしっかり見ていない。古いナビだとバイパスや新しい道が出ていないので、分岐の前で強引な割り込みをする。つまり後ろに車がいるか確認もせず、突然、車線変更をする。特に最近は外国人のレンタカーでの事故が増加している。
《お知らせ》沖縄ではレンタカーの増加に伴い、「わ」ナンバーの在庫が平成27年1月現在、500台となり、2月中旬から「れ」ナンバーに切り替わる見通しとなったので、お知らせする(TVニュースより)。
「Y」ナンバーは、沖縄では悪名高い駐留米軍関係者。日本では右ハンドルに左側通行、アメリカとは全く逆なので事故も多い。それに加え、彼らと事故をすると、当然のことながら、ややこしくなる。また、人でも車でもYナンバーにぶつけられると一大事になるかもしれない。彼らは基地内に逃げ込めば無罪放免や不起訴になることを知っているので、逃げる者もいる。そうなると保険が使えず泣き寝入り、治療費、修理代などがすべて自腹ということもあるそうなので気をつけたい。米軍関係車のナンバーは、ほかにも「A」や「E」もある。「A」は軽や二輪車。「E」は海外から直接持ち込まれた車。このほか、H、K、Tなどもあるそうだが見たことはない。ところで「Y」は何の略?。「ヤンキー」の略かなと思ったが、そんなことはなかった。正しくはYokohamaの略。この制度は横浜で始まったのだ。参考までに言うと、Yナンバーは、沖縄県下に約2万8千台あるそうだ。
下の画像を見ていただきたい。中部のうるま市を走行中、信号待ちで止まったら前にGMC/シエラがいた、この車にはナンバープレートが付いてなかった。乗っていたのは2人とも外国人。こういう車も公道を走っている(平成26年1月24日、うるま市田場にて)。こんな車と事故を起こしたら、どうなるのだろう。
平成25年11月30日、豊見城市の県道で、Yナンバーが対向車線をはみ出し、会社員男性が乗る軽自動車と衝突した。Yナンバーに乗っていた男は、車を放置して逃走。男性は重傷を負った。Yナンバーの男は、米軍キャンプ・シュワブ所属の海兵隊2等軍曹(29)と判明。警察は、身柄の引渡しと捜査協力を求めたが、過去の事例を見ても、起訴されるまでは、身柄の引渡しをされることはないだろう。米兵は「日米地位協定」に守られているからだ。(翌日の琉球新報より)起訴される前に米国に帰ってしまったらお咎めなしかね?
当初、軍曹は飲酒を認めていなかったが、本年2月になって県警が事故直前に那覇市久茂地の飲食店で飲酒していた事実を突きとめ、本人に突きつけたところ、やっと飲酒を認めた。ところが、那覇地検は、この軍曹を不起訴にしてしまった。地検は不起訴理由を明らかにはしていないが、新聞によると公判で2等軍曹が供述を翻した場合に立証できないと判断したという(以上、平成26年4月3日の琉球新報より)。苦労して飲酒の事実を突き止めた県警の苦労も実らなかった。被害者が怪我しているのだから"ひき逃げ"に当たる。飲酒のひき逃げなら、加害者が日本人だったら、当然、起訴される事件なのに、米兵だから起訴されないなんて、こんなことは、いつまで続くのかね。
なお、飲酒運転では起訴されなかったが、自動車事故で相手にケガを負わせ、教護もせず逃げたことは隠しようのない事実なので、自動車運転過失傷害と道交法違反では起訴された。
《続きの続き》
結末をお知らせする。この事件の判決が、平成26年6月11日、那覇地裁であり、2等軍曹に対し、懲役1年4月、執行猶予3年が言い渡された。裁判官は「飲酒運転の発覚を恐れ、救護もせずに逃走した。自己中心的かつ卑劣だ」と批判した。(平成26年6月12日の琉球新報より)。
「無免許の中国人観光客に注意!」という信じられないお話
全国的な中国人の爆買いが、やや下火になったとはいえ、沖縄県内の観光地や大型ショッピング店を歩いていると、やたら聞こえてくるのは中国語ばかり。彼らは、隣にいる人とでも大声で話すので目につく…というか、耳に入ってしまう。TVニュースでは、那覇港や泊港にクルーズ船で乗り付け、観光バス数十台に分乗して町に繰り出す光景をよく見る。
しかし、沖縄県の平成27年度・外国人観光客実態調査の概略報告速報値によると、県内旅行中に利用した交通機関について、中国人観光客の17.7%が「レンタカー」と答えたという。ところが、中国の免許証では日本国内を運転することはできない法制度になっているというのだから話が込み入ってくる。
外国人が日本国内で運転する場合、(1)日本の免許証。(2)ジュネーブ条約に基づく国際免許証。(3)国際免許証を発給していないが日本と同等水準の免許制度を持つ国や地域の免許証、のいずれかを持っている必要がある。中国の免許証は(2)や(3)に含まれないため、本来なら、国内の事業所でレンタカーを借りることはできない。
ということは、中国人旅行者は、闇のレンタカー会社から車を借り、無免許で運転している可能性があるということになる。中国は日本と異なり右側通行の国なので、左側通行には不慣れだろう。皆さんが来沖して車を運転するときは、ひょっとしたら沖縄には そういう人も公道を走っていることに、十分注意をしていただきたい。また、これは中国人を研修生として大勢受け入れていた本土の縫製工場の経営者に聞いた話だが、中国人はミスをすると「教えた方が悪い。機械の性能が悪い」などと言って、決して自分の失敗を認めないのだそうだ。そして一方的な自己主張が強いとも言っておられた。こういう人達と事故を起こすとたいへんだ。
県レンタカー協会では、今回の調査結果について、運転免許を持つ第三者が借りたレンタカーに中国人観光客が同乗しているケースがあるかもしれない とも指摘している(この追記は、一部、沖縄タイムスWebを参考に作成)。
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《最新の追記》
沖縄タイムスによると、
30代の中国人女性は沖縄旅行を前に、中国の大手ネット通販サイトにアクセスした。「旅行でレンタカーがあれば便利だな」。このサイトに出品している業者を通して、フィリピンの国際運転免許証を入手できると友人から聞いた。「不正のものかも」と不安もよぎったが、友人から問題なく使えると聞いたため、申し込んだ。代金は約4万円。フィリピンに行くことはなく、中国国内の免許証のコピー、顔写真などの資料を提出すると、1ヵ月ほどで免許証が沖縄の滞在先に郵送で届いた。この国際運転免許証を示し、スポーツカーを借り、本島一周を楽しんだという。
中国人観光客が、不正の可能性があるフィリピンの国際運転免許証を使って、県内でレンタカーを借りるケースが確認されており、県警によると、偽造免許で運転した場合、道路交通法違反(無免許運転)に当たる可能性もあるので、業界は対応を模索し、警察庁も関係省庁や全国レンタカー協会と連携し、実態把握に乗り出しているという。また、レンタカー業界はネットで不正に取得された免許証の可能性があるとして、チェック体制を強めているというが、沖縄に来る中国人観光客の2割近くがレンタカーを利用しているという調査結果がある。
以上のような実態が明らかになっているので、沖縄では「わ」「れ」ナンバーの車には、細心の注意が必要だ。
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