沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
水道の蛇口をひねると、ミネラルウオーターのような水が出てくるような県もあれば、エグイ、臭いという都道府県もある。
メディアビジネスが、インターネットで、水道水の満足度をアンケートした。結果、1位になったのは長野県で、満足度は86.7%だった。以下
2位は青森県(満足度83.3)、3位、鳥取県(同80.0)、4位、熊本県(同77.8)、5位、新潟県(同75.9)、6位、山梨県(同75.0)が続いた。 回答者からは「子どもから大人まで、みんな水道水の水をそのまま飲む」 と言う声があった。
反対に、一番マズイのは、1位、沖縄県(同18.8)。以下、山口県(同21.4)、長崎県(同25.0)、奈良県(同26.7)、和歌山県(同28.6)、東京都(同33.7)が続いた。 自然が豊かな沖縄の水道水の満足度が低い理由として、調査会社は「水道水に適した軟水の水源がそもそも少ないことがある。海に囲まれていることから、ミネラル分が多く水の硬度が高すぎて、水質に関わらず日本人がおいしいと感じにくいのではないか」とコメントしている。
確かに、沖縄の水道水は直接飲めない。本土から来た人は、直接飲んで下痢をする人もいる。特に最近では、米軍基地からと思われる高濃度のPFOS,PFOA(環境中で分解されにくい有害物質で蓄積性を有し、発がん性も疑われている)が川に混入し、川から取水している浄水場では、除去に苦労している。そのため、我が家では、水道水の蛇口には浄水器を取り付けて煮炊きに使い、飲む水は、月に1回、2リットルのペットボトルを30〜36本、ネットストアから取り寄せている。
なお、調査対象は10〜60代以上の男女1,613人だったそうだ。
《追記》
また、2024年2月21日のTBSの番組「ひるおび」でも、水道水が美味しい都道府県で全国47位、つまり最下位だったのは沖縄県だった。この調査で全国トップになったのは鳥取県。2位、富山県、3位、新潟県。4位、山梨県。5位、長野県の順だった。意外だったのは37位の京都府。私は昔、京都に住んでいたが、水道水は極めてマズかった。琵琶湖の水を水源としているからである。同様に琵琶湖の水を飲んでいる滋賀県も39位だったので納得。
この番組を見ていて注目したのは熊本市と岐阜県各務原(かかみがはら)市である。ともに100%地下水なので、ほどよくミネラルを含んでおり、蛇口をひねればミネラルウォーターなんて、うらまやしい。小樽市は炭酸ガスを含んでいるので、ほどよく清涼感が楽しめるとか。
《追記》
さらに、沖縄タイムスによれば、パナソニックが2024年1月、インターネット上で各都道府県100人ずつ、計4700人を対象に水道水について調査を実施したことが紹介された。
その調査によると、沖縄県で「水道水をそのまま飲む人は12%」で全国47位。「水道水をおいしいと感じない人は75%」で全国1位。沖縄県民の水道水に対する厳しい見方が浮き彫りになった。
「水道水をそのまま飲むのに抵抗を感じる」割合も、沖縄は68%と全国で最も高く、同社は「水道水の硬度が高めとなっている影響も考えられる」と分析している。
「住んでいる地域の水道水はきれいだと感じるか」という設問に「きれいとは感じない」と答えた割合も、沖縄は61%で全国1位。全国の22.7%を大きく上回った。
県内では米軍基地周辺の河川などから有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が検出され、飲み水を心配する声も少なくない。やはり、県民の多くは沖縄の水道水を「きれいではなくマズイ」と思っている。
=このサイトの水道水関係は=
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