首里城の火災に寄付金が13億円超える


首里城の再建に向けて募金、寄付活動が広まっている。県内マスコミ8社も県民募金を開始しており、続々と寄付金が寄せられている。那覇市のふるさと納税を活用した「ふるさとチョイス」と、沖縄県、マスコミ各社への寄付金分を含め、11月29日現在、総額は13億円を超えた。私は、もとからのウチナンチュ(沖縄県人)ではないが、現在、沖縄に住む者として、皆様に心より厚くお礼申し上げたい。なお、首里城は現在も消防などによる調査が続き、城郭への立ち入りは規制されているが、11月30日現在、沖縄タイムスによると、首里城北側の「久慶(きゅうけい)門」から東側にある「上(うぃ)の毛(もう)公園」に続く園路と「木曳(こびき)門」の手前のエリアが、新たに立ち入れるようになったそうだ。→ 12月に入り、閉鎖区域が緩和され、旧有料施設以外は立ち入り制限がなくなった。12/16現在の写真など、詳しくは ⇒ コチラから

なお、那覇市の「首里城再建支援プロジェクト」について、詳しくお知りになりたい方は⇒コチラから

《追記》ありがとうございます。12/23現在、寄付金総額が沖縄県、那覇市、マスコミ各社を合わせると、21億円を超えました。



燃える首里城

炎を上げて燃える首里城(琉球朝日放送テレビニュースより)


2019年10月31日、朝起きてテレビをつけたら火災ニュースだった。テロップを見ると首里城正殿全焼の文字がある。一瞬、目を疑った。「フェイクニュース?」「まさか…?」。県民にとって、かけがえのない首里城が焼け落ちる画像は、もとからの沖縄県人ではない私でも大きなショックだった。

テレビニュースによると、31日午前2時41分ごろ、那覇市の首里城で「正殿で火災が起きている。黒煙が上がっている」と消防から110番通報があった。消防車両53台、消防士171人が出動して消火活動に当たっていると報じていた。

首里城の正殿、北殿、南殿が全焼。正殿前にある御庭(うなー)に入る入り口の「奉神門(ほうしんもん)」や、南殿に隣接する「書院」にも燃え広がっている。いずれも木造の建造物。火の勢いがおさまらず、午前8時現在、消火活動は続いていた。

火災に気づいたのは、首里城の警備員。警備システムのセンサーで熱反応があり、確認したところすでに正殿から火の手が上がっていたという。

火災原因、けが人などの詳細は、今のところ分かっていない。

首里城について、詳しくは ⇒ コチラから




小型無人機撮影

小型無人機による午前6時55分の首里城全景(琉球新報Web newsにサイト管理人が建物名を加筆)


琉球朝日放送のテレビニュースをご覧になる方は ⇒ コチラから

◎このほか、首里城関連のページ
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背景の「首里織」は、首里王府の城下町として栄えた首里において王府の貴族、士族用に作られていたもので、悠々として麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。この作品は、米須幸代さんの「グーシー花織」です。