慶良間諸島が国立公園に


慶良間諸島 座間味島

写真左は、慶良間諸島(「HP日本の島に行こう」より)、右は座間味島(「座間味村HP」より)

3月5日は、3と5で、サンゴの日だそうだ。この日に合わせ、平成26年3月5日、慶良間諸島が日本で31番目の国立公園に指定される。新規指定は、昭和62年の釧路湿原以来、27年ぶりだとか。

慶良間諸島は、沖縄本島から西に30~40キロ離れたところにある30余りの島々のことで、特に「ケラマブルー」と言われる透明度の高い海で知られる。1〜3月にはザトウクジラが繁殖のためにやってくるので、ホエールウオッチングができる。また、248種類のサンゴが確認されており、サンゴ礁が広がっている。

人が住んでいるのは、渡嘉敷、座間味、阿嘉、慶留間の4島で、約1,600人が住む。この中で、本島から渡嘉敷島までなら高速船で35分くらい。座間味島だと50分ほどで着く。渡嘉敷島は渡嘉敷村に、座間味、阿嘉、慶留間の3島は座間味村に属する。ネットで読むとこの2つの村は、なぜか仲が悪く、両村は、地図で見ても1.5キロほどしか離れていないのに、島を結ぶ橋もなければ船もない(平成26年3月まで12人乗りの小型船が試験就航されているが、定期便ではないので、何時行っても乗れるわけではない)。このため、それぞれの島に沖縄本島から船が出ている。つまり、渡嘉敷島から座間味島に行くには、一旦、那覇泊港まで戻らなくてはならない。(ここまで、「琉球新報」、HP「IMA慶良間諸島」、「沖縄離島ブログ」より)

《ご参考》慶良間諸島で人が住んでいるのは上記の4島と言われているが、無人島だった前島に1家族住んでいると言う情報もある(HP「IMA慶良間諸島より)。なお、Wikipediaに寄れば、渡嘉敷島にはハブが生息しているが、座間味島にはいないという。

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