沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」が、4月11日から放送される。このドラマは、沖縄本土復帰50年となるのを記念して企画された。主役には沖縄出身の黒島結菜さん、その母親役には、同じく沖縄出身の仲間由紀恵さんが出演する。作家の羽原大介氏の脚本によるオリジナル作品で、羽原氏は、2014年のNHK連続テレビ小説『マッサン』や映画『パッチギ!』の脚本も手掛けた。
このドラマは、新聞によると沖縄で育った個性豊かな4兄妹が傷つき、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく姿を描く物語で、黒島結菜さんが演じるヒロイン・比嘉暢子は、復帰前の沖縄「やんばる(沖縄本島の北部)」地方で生まれ育ち、復帰とともに東京で働き始める。そして、遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、やがて沖縄料理の店を開くことになるというもの。ヒロインがさまざまな「ちむどんどん」を経て成長していくイメージをこのタイトルに託したという。
昨年、放送前のオンライン取材会が開かれ、ヒロインの比嘉暢子役の黒島結菜さん、暢子ら4兄妹の両親役の大森南朋さん、仲間由紀恵さん、暢子の子ども時代を演じる稲垣来泉さんが出席し、作品への思いを語った。そのなかで、仲間さんは「とにかく子どもたちがかわいく、素直。沖縄の自然の中で伸び伸びと育っている姿を早く視聴者のみなさんにも見てもらいたい。沖縄の本土復帰50年の節目に、沖縄やんばるを舞台にした同作にたずさわれて幸せ。作品を通してもっと沖縄を好きになってほしいし、知ってもらいたい」と話した。
出演の黒島結菜さん(写真右から2人目)や仲間由紀恵さん(同右)、大森南朋さん(左端)、稲垣来泉さん (放送前のオンライン取材会:琉球新報より) |
このドラマの「ちむどんどん」の意味は、胸がドキドキするって意味。お祭りとか興奮した時などにも使われる。「ちむ」は漢字で書くと「肝」。「どんどん」は高鳴るというときに使う。よく似ている言葉には「ちむさわさわー(気持ちが落ち着かない。ソワソワする。)」がある。沖縄県人がよく使う「わじわじ」は、ジワジワと沸き起こるイライラすることをいう。沖縄の方言には「どんどん」、「さわさわー」、「わじわじ」、「りっかりっか(行こう行こう)」、「ぬーぬー(何だ何だ)」など言葉を二つ重ねた言葉を使う人が結構多い。
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背景の「八重山ミンサー織」は、主に石垣島と竹富島で生産される織物です。最大の特徴は、五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という、女性から男性への想いが込められていることです。詳しくは ⇒ コチラから。