沖縄のビーチでは猛毒魚・オニダルマオコゼに要注意!


オニダルマオコゼ


タレントというより、最近は、東京海洋大学客員准教授としても知られ、サカナに詳しい「さかなクン」なら「オニダルマオコゼというサカナをギョ存じですか?」というかも知れない。沖縄では「イシアファー 」と呼んでいる。

HP「TSURIHACK 」によれば、オニダルマオコゼは、沖縄近海に生息する魚の一種。体長が約40センチくらいになるオニオコゼ科の魚で、岩の隙間や砂の中で生息しているので、誤って踏んだりすることがあるらしい。もし、触って刺されたら大変なことが起こるかもしれないという。毒のある魚としてサーファーやスキューバダイビンバーの間では危険生物として有名だそうが、一般の人は、名前も知らない人が多いだろう。実は、背びれに猛毒を持っており、その毒は、ハブ毒の30倍とも言われるほど非常に強い。

また、オニダルマオコゼは岩などに擬態(見せかけている)をしており、色や形は岩と見分けがつかないので発見しにくく、ほとんど動かない。もし、スキューバやダイビングをしていて海中で触ったり、踏みつけたりして刺されてしまったら、すぐ海から上がって医療機関へ直行しなければならない。むやみに動き回って毒が体に回ったら動けなくなるので、その時点で溺れてしまい、最悪、死に至るケースもあるという。

私はオコゼは食べたことことがあるが、オニダルマオコゼは、名前も知らなかった。食べたことのある人の話では白身の魚で、味は抜群だそうで、カラ揚げにすると特に美味だとか。ときどき、毒のあることを知らないで素手で捕まえる人もいるというが、フグと違い、食べなくて触れただけで死に至ることもあるので、危険度は、海の生物のなかではトップクラスである。沖縄で泳いだり潜ったりするときは、お気を付けて。上の写真は美ら海水族館の生き物図鑑からお借りした。


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背景の「八重山ミンサー織」は、主に石垣島と竹富島で生産される織物です。最大の特徴は、五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という、女性から男性への想いが込められていることです。詳しくは ⇒ コチラから