三越跡が「のれん街」に変身


沖縄のれん街

旧三越百貨店の1階にオープンした国際通りのれん街(琉球新報Webからお借りした)




沖縄の老舗百貨店だった「三越」は、閉店後、食をテーマとした商業施設「琉球王国市場」が入居していたが集客が伸び悩み、管理運営会社が倒産したため、しばらく閉鎖されていた。その後、昨年10月に一部先行開業していた飲食店に加え、12月中旬、ビルの1階部分に計18店舗が入店した。そして2020年2月1日には、沖縄料理の有名店などを集めた焼肉オリオン、でんすけ商店などの「琉球横丁」区画と山頭火、ソラノイロなどの国内各地のラーメン店が並ぶ「沖縄元祖ラーメン横丁」区画が開設されることになった。

すでに入店している飲食店は、串カツ田中、牛タンいろ葉、次郎丸、香川一福、ロッキーカナイ、神豚、沖福鮮魚店、沖縄ステーキ、ロッキーカナイ、ポークマンなどで、多彩な店舗が軒を連ねている。先日、どんなところか見に行ったが、1階フロアには、ぎっしりと店が並んでいる。客の座るテーブルと通路に仕切りがない店舗もあるので、大型スーパーのフードコーナーみたいだ。三越はデパート閉店後にもいろいろな業種が出店したが、閉店する店が多かったので今回が3度目の正直である。こんどこそ長続きしてくれることを期待している…。

◎三越閉店のページは ⇒ コチラから


ナビゲーションはトップページにあります。⇒ TOPページへ

背景の「首里織」は、首里王府の城下町として栄えた首里において王府の貴族、士族用に作られていたもので、悠々として麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。この作品は、米須幸代さんの「グーシー花織」です。