沖縄県民のシメはステーキ?


ステーキハウス


本土でお酒のシメはといえば、たいていはラーメンだ(私がそう思っているだけかもしれないが…)。ところが、沖縄では「お酒のシメはステーキだ」というご意見がある。

沖縄は、昔からステーキ王国といわれている。那覇市(31万人)と比べ人口が2倍の鹿児島市(60万人)にはステーキハウスが7店しかないのに、那覇市には93店もある。人口が5倍の福岡市(157万人)でも71店だから、那覇市の多さが際立っている。

本土でも200gで1,000円のステーキの店が増え、ステーキハウス = 高いというイメージはなくなりつつあるが、私が沖縄に移住する前に仲間と沖縄観光に来たとき、夕食は那覇市内のステーキハウスへ行った。その訳は、「沖縄へ行ったらステーキを食わねば…」と皆が皆、思っていたからである。そのときの店の名前は忘れたが、目の前でステーキを焼いてくれて、時折、ナイフを指でクルクルと回したり、ソルトミルやペッパーミルを背中から放り上げてキャッチするパフォーマンスも見せてくれた。それでいて価格の安さには驚いたものだった。それは、復帰後の特別措置で、輸入肉の関税が低く抑えられていたからだった。現在、沖縄でも関税は本土並みになったが、輸入肉の価格は、いまだに安さを保っている。

沖縄ではシメステーキが本当なのか、私の所属するサークルの人たちに、活動終了後、食堂で沖縄そばの昼食を食べながら聞いてみた(一人で複数回答している人あり)。私の所属サークルの皆さんは、私がこのサイトを書いていることを知っているので、積極的に協力してくれる。時折、微妙なことを聞くと、その話題には触れないほうがイイとアドバイスもしてくれる。
では、ランダムにご紹介すると
1.飲んだ後、深夜まで営業しているのは、ステーキハウスしかないからねぇ。
2.シメラーメンもいいけれど、沖縄にはラーメン屋は少ないんだよ。
3.あれはテレビの影響(ケンミンSHOW)で、シメは決してステーキだけではない。テレビは大げさだからねぇ〜。
4.沖縄に来たらステーキというのは、テレビの影響で、観光客が「シメステーキ」を流行らせたんじゃないかな。確かにうちなーんちゅ(沖縄県人)はステーキをよく食べるけれど、シメで食べることはないよ。ケンミンSHOWを信じちゃいけない。ガレッジセール(ケンミンSHOWに出演している沖縄出身の漫才師)も番組では「そんな習慣は聞いたことがない」と、本当のことを言ってほしかったなぁ。そんなことを言ったら仕事がなくなるかもしれないけれど(笑)。
5.何千円もするなら食べないよ。値段が安いから食事として食べる。
6.ステーキはシメではない。腹が減ったときの昼食や夕食だ。お酒のシメはスナックでカラオケだよ。そこでも飲むけれど…。
7.私にはシメステーキの習慣はない。私の回りにも、そういう人はいないんじゃないかなぁ。深夜にステーキ食ったら胃もたれするよ。
8.松山で飲んだときは行くこともあるけれど、他の地区では近くにステーキハウスがないので行くことはないねぇ。
9.あんなところにシメで行ったら、次の朝、ニンニク臭くて会社に行けないよ〜。
10.シメステーキは沖縄の常識ではないと思うよ。

以上、なかには肯定派もいるが、否定派の方が断然、多いようだ。皆さんのご意見は、シメステーキの発端は、テレビのケンミンSHOWだと言っている。あの番組で「沖縄ではシーチキンを贈答に使う」というのは本当( ⇒ コチラからどうぞ)だったが、誇張も多く、強引にこじつけるからね。



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背景の「読谷山花織」は、「ゆたんざはなうぃ」または、「よみたんざんはなおり」と読みます。琉球王朝のための御用布として織られていました。絶滅寸前だったものを、昭和39年に読谷村で「幻の花織」として復活しました。