国際通りに温泉がある


りっかりっかの湯

看板の「ゆんたく」とはおしゃべりのこと。「あしび」は、歌、三線、踊りなどを楽しむことをいいます。

りっかりっかの湯 ユインチホテルの浴場
りっかりっかの湯内部 ホテルユインチの源泉掛け流し(ホテルのHPより)


沖縄には温泉が少ない。本島内に火山があるわけではないので少なくて当然だが、島内で温泉の湧いているホテル・旅館で私が行ったことのあるのは、南城市のホテルユインチ、豊見城市の瀬長島ホテル、恩納村のルネッサンスリゾートオキナワの三か所だけ。美ら海水族館近くのオリオンモトブリゾート&スパ(よく似た名前のモトブリゾートには温泉はないので、お間違いのないように)も日帰り入浴ができるが、一人2,150円だったのでパスした。

本島東海岸の海中道路の突き当りにある伊計島のホテルも、平成28年に温泉を掘り当てた。ただし、私がこのホテルに泊まったのは、温泉が湧く前だったので、温泉には入っていない。昨年、問い合わせたら、温泉のオープンは来年(平成29年)春だと言われた。一度行ってみようと電話で問い合わせしたら、温泉は別料金で、宿泊者でも1回入るのと2回以上入るのでは宿泊料が違うというケチなことを言われたので行くのは止めた。2回入ると宿泊料が高くなるという温泉なんてunbelievableである。しかし、なんといっても温泉は集客にプラスなので、これからも、アチコチできっと掘り始めるだろう。沖縄でも ある程度深く掘れば温泉が湧くようだ。

さて、那覇市のド真ん中、国際通り近く、那覇セントラルホテルの裏に「りっかりっかの湯」がある。なんと、温泉付きの銭湯である。日帰り入浴ができる。利用料金は、平日、大人一人1,000円〜。土日祝日は1,250円〜である。泉質はナトリウム塩化物泉で、サウナ、別料金で岩盤浴もある。タオル・バスタオルなしでも入れる「手ぶらコース」は1,400円〜である。施設内にカメラを持ち込んで撮影すると怪しいと思われるので、私が撮影した写真は外観のみ。(^-^) 浴室内の写真は「りっかりっかの湯」のHPより。

さて「りっかりっか」とは、島言葉で、「行こう行こうorさあさあ」という意味。英語のLet’s go! というような意味で使う。人を急かすときにも使うみたいだ。今は分かるが、初めて「りっかりっか」と言われたときは、意味が分からず戸惑った。

地図をご覧になる方はコチラから ⇒ りっかりっかの湯 


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背景の「読谷山花織」は、「ゆたんざはなうぃ」または、「よみたんざんはなおり」と読みます。琉球王朝のための御用布として織られていました。絶滅寸前だったものを、昭和39年に読谷村で「幻の花織」として復活しました。