魅力的な都道府県ランキング


ブランド総合研究所は、47都道府県の「魅力度」調査から作成したランキングを発表した。1位は9年連続で北海道。次いで、京都府、東京都、沖縄県、神奈川県がトップ5に入った。

ということで、沖縄県は昨年と同様、第4位だったが、何かにつけて都道府県ランキングの最下位クラスにランクされることの多い沖縄にとって、久々に聞く朗報である。4位にランクされたワケは、南国のリゾート気分を満喫できる綺麗な海と青い空、南国ならではの美しい自然への憧れかな?。

このランキングの調査内容は、地域の魅力度、認知度、情報接触度、各地域のイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目)、情報接触経路(「旅番組」など16項目)、情報背触コンテンツ(「ご当地キャラクター」などコンテンツ10項目)、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など16項目)などを質問。また、出身都道府県に対する愛着度、自慢度、自慢できる地域資源など出身者からの評価などを調査したもの。調査項目は全104項目に及び、各地域の現状を多角的に分析している。

この結果には、回答される方の願望が相当含まれているかもしれない。新天地を求めて沖縄へ移住した人の8割は、5年以内に本土に帰るという厳しい現実から見れば、沖縄の4位は過大評価といえるかも…。しかし私たち夫婦は、沖縄にもう8年も住んでいるのだから、沖縄とフィーリングが合うのだろう。

せっかくだからワーストもご紹介すると、最下位は5年連続で茨城県だった。46位は徳島県、45位は佐賀県、44位は埼玉県。東京では、チバラギ、ダサイタマと周辺の県をバカにする風潮もあると聞く。埼玉県は44位で下から4番目だったが、千葉県は、昨年よりワンランクアップの19位だった。私は千葉県には住んだことはないが、房総半島やTDLなどには魅力を感じている。千葉県の方に言わせると、「埼玉、茨木はライバルではない。千葉県のライバルは神奈川県だ」とか。フーン、そうなんだ。


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背景の「読谷山花織」は、「ゆたんざはなうぃ」または、「よみたんざんはなおり」と読みます。琉球王朝のための御用布として織られていました。絶滅寸前だったものを、昭和39年に読谷村で「幻の花織」として復活しました。