備瀬(びせ)のワルミが立ち入り禁止に


「備瀬のワルミ(注1)」といってもご存じない方もおられるだろうが、知る人ぞ知る沖縄のパワースポットの一つで、私も行ったことはないが名前だけは知っていた。場所は本部町の美ら海水族館に近い備瀬崎の東。ここは地元の観光協会も観光地と位置付けていないので、PRはしていないそうだ。

平成29年7月28日付けの琉球新報によれば、この地は、そそり立つ岸壁の割れ目が地元の聖地となっており、パワースポットとしてネットの口コミで知られていたのだが、そのワルミに地元住民が金網や有刺鉄線の柵を立てて立ち入り禁止にしたという。理由は、ゴミのポイ捨てや私有地への無断侵入、違法駐車など、観光客のマナーの悪さだそうだ。新聞に掲載された写真には、ワルミの入口に「WARUMI 立入禁止 KEEP OUT」の文字が読める。下の写真は「たびらい沖縄」さんよりお借りした。



ワルミ入口


地元の不満は大きく、観光客のゴミを掃除するのは地元民。玄関先にレンタカーやレンタサイクルを並べられ自分の車が出せない。狭い農道に違法駐車するので通行も出来ない。観光客は散歩や撮影するだけの素通りで、地元にお金も落ちない。撮影のために洗濯物もどけるよう言われもしたという。洗濯物をどけろなんて、そんなことを言う観光客がいるんだねェ。

ワルミは地元にとって御願(注2)をする大切な場所なので観光地化しないでほしいという声がある一方、観光客が増えれば何らかの対応を取らないといけないが「最低限のマナーが守られ、一定のルールがつくられない限り立ち入り禁止の解除はできない」と地元は頭を悩ませている。

このニュースは、本土では流れていないかもしれないので、このサイトでお知らせする。なお、今は立ち入りが制限されているが、それ以前からワルミには公式の駐車場も駐輪場もがない。また、新聞記事には、「ワルミに続く道の入り口が閉鎖されているため、別の場所から海側に回り岩場を歩いてきた外国人観光客の姿もあった。岩場は滑りやすく危険なため、事故につながる可能性もある」と掲載されていた。


ワルミ


(注1)ワルミとは割れ目のこと。上の写真の中央の石は「チンポ石」と言われ、子宝に恵まれるというパワーを持っているとHP「Travel Note」に出ていた。写真は「たびらい沖縄」さんよりお借りした。

(注2)御願…沖縄の皆さんは「うぐゎん」とか「うぐゎみ」と言う。意味は、吉日を選び、酒や洗い清めた米を供えて神仏に願をかけることをいう。Webelioによれば、仏教用語だと「ごがん」と読んで、阿弥陀仏の衆生救済の願い、貴人の祈願を敬っていう語の意とある。


場所は ⇒ コチラから

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