「あぎじゃびよ〜」って何?


私の参加しているスポーツクラブで、プレイ中に、突然、大声で「あぎじゃびよ〜」と叫ぶ人が何人かいる。大体が大きなミスをした時に発することが多い。きっと失敗したときに出す言葉だろうと思ったので「どういう意味ですか?」とは聞きにくい。なので、あえて聞かずにいた。

その後、沖縄出身の作家、池上永一さんの小説「テンペスト」を読んでいたとき、登場人物が「あぎじゃびよ〜」と叫ぶシーンが出てきた。このシーンを引き合いに出して聞くキッカケができたので、どういう意味なのか、思い切ってサークルの人に聞いてみた。

答えは、想像どおり「うぁぁ〜、失敗した〜」とか「あぁ〜、やらかしちまった〜」というような、大失敗したり、思うようにならなかったときに使うことが多い。英語で言うと「Oh!,No.」に近いようだ。またニュアンスは少し違うが「びっくりしたな〜、もぉ〜」というときにも、ウチナーチュ(沖縄県人)が発する島言葉なのだそうだ。

男も女も、どちらも使うが、女性は「あきさみよ〜」と言うこともある。ただし「あきさみよ〜」は、失敗だけでなく、良いことで驚いたときも使う。日常的に、よく聞く感嘆詞である。また、意味の微妙な違いからか、バリエーションも多い。
「あぎじゃ〜※▲%#&」後半は聞き取れない。
「あぎじぇ〜」
「あぎじゃびよい」
「あぎぃ〜」
「はっしぇ〜」…
などと言っているような気がするが、大体が叫んでいるので、私には、言葉というより擬音に聞こえる。だから正確には聞き取れない。私とお付き合いのあるのは お年寄りばかりだからか、若い人より年配者が使うことが多いような気もする。バリエーションが多い言葉なので、人によって表現の仕方が異なる。

ウチナンチューがよく使う言葉に「あがー」というのもある。最初に聞いたとき、どういう意味なのか、さっぱり分からなかったが、これは「痛い」という叫び声だった。「アガーアガー」と繰り返せば「イテェよぉ〜、イテェよぉ〜」である。使うのは子どもだけかと思ったら、大人も使う。 テレビを見ていたら沖縄出身の女優、ガッキーこと新垣結衣さんがトーク番組に出ていた。未だに「あがー」と言ってしまうと話していた。


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