沖縄県人の交通マナーはワースト4


JAF(日本自動車連盟)が今年(平成28年)の夏、「交通マナーに関するアンケート」の結果を発表した。

このアンケートは、「あなたのお住まいの都道府県の全般的な交通マナーについて、どう思いますか?」など交通マナーについての調査を行ったもので、6万4677件(有効回答数)の回答が得られたという。

回答者が居住する都道府県の交通マナーについての設問においては、「とても悪い」「悪い」と回答した人の比率が香川県では80%と最も高く、続いて徳島県(73.5%)、茨城県(67.2%)、沖縄県(64.0%)という順になった。沖縄県人の5人に3人は、自分の住んでいる県民の交通マナーが悪いと思っているという結果だった。全国平均は38.3%なので、上位の県民の運転マナーは、相当に悪いのだろう。逆に悪いと思っている人が少ない県は、島根県(16.8%)、岩手県(18.1%)、長崎県(19.0%)、神奈川県(19.0%)だった。

ウインカーを出さずに車線変更や右左折するのが多い県は、@ 岡山県(53.2%)、A 香川県(51.0%)で、沖縄県(46.2%)は3位。沖縄で実際に車を運転していると、ウインカーを出さないで右左折する車が驚くほど多いのは事実だ。車線変更に至っては、ウインカーを出す人の方が珍しいくらいだ。また、運転中、スマホやケータイ電話を使用しているのは、沖縄県は40%以上で、全国トップ10に入っている。あまり自慢にはならない不名誉な結果であった(以上、JAFのHPを参考に作成)。

私が自分で運転していてマナーが悪いと思うのは、このサイトの「車の運転」にも書いたが、四輪もそうだが、二輪車は それ以上にひどい。沖縄では「すり抜けバカスク」(注)ばかりが走っている。渋滞や信号停止のためスピードを緩めると右側から追い越して一番前に行こうとする。大型の対向車があると強引に割り込む。左からも車の前方をふさぐように割り込んだあと、車線の中央を走行し、後続車を追い抜かせないようにしたり、やたら対向車線にはみ出るなどなど。警察が取り締まるのを見たこともないので、皆さんも来沖されレンタカーを運転するとき、四輪はもちろん、二輪にも十分ご注意を…。今は慣れたが、私が沖縄に来て最初に車を運転したとき驚いたのは、信号待ちのために徐行したら、原付(50cc)に右から追い越されたことである。

なお、このサイトの「車の運転」というページが、追記を繰り返したため、ずいぶん長くなってしまったので、新ページでUPした。

(注)すり抜けバカスク…乱暴な運転をするスクーターのことをこう言うと「Jcast News」に出ていた。

平成28年9月現在、このサイトで二番目にアクセスの多いのが「車の運転」である。お読みになる方は、⇒ コチラからどうぞ。

《ご参考》10月13日の琉球新報の投稿欄に74歳の男性の方のご意見が掲載されていたので、要旨をご紹介する。
沖縄の運転者のマナーの悪さに閉口している。右左折のときに方向指示器を出さない。携帯電話をしながらの運転、強引な割り込みなど、特に女性や高齢者が目立つ。運転者が女性や高齢者と気づいて車間距離を空けると割り込まれる。女性がハイヒールやスリッパを履いて運転しているのにも驚く。びっくりするとともに怖さを感じる。


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