ジャングリア

アクアポリスはクズ鉄として売られた


 

 

ジャングリア末期の足掻きか?

まつごのあがき(末期の悪足掻き)」とは、AIによると、命が絶えようとする間際や、物事の破滅・失敗が決定的な状況において、必死に苦し紛れの抵抗をすることを意味する言葉である。

一般的には「悪あがき(わるあがき)」と言われることが多く、「末期(まつご)」をつけることで、より追い詰められた最終局面であることを強調した表現になる。

2026年9月25日、ジャングリアの株主総会が開かれた。初年度の入場者数が計画の半数程度にとどまり、開業初年度の決算は173億円という大幅な赤字を計上した。沖縄観光の起爆剤として期待されていたにもかかわらず、多くの人々の期待を裏切っただけに経営陣の責任は大きい。

総会では、当面の資金繰りとして沖縄振興開発金融公庫から30億円の融資を受けるほか、公庫の追加融資だけでは到底間に合わないので、新たなスポンサーを探す方針が示された。しかし、三菱UFJ、三井住友などのメガバンクには融資を断られた。つまり、国家的事業のはずだったジャングリアは、日本の金融界に“投資不適格”と烙印を押されていたという事実があるのだ。

株主総会で配布された資料は、情報の流失を防ぐため回収されたと聞く。それだけではない。代表者と経営陣は、報道陣が待ち構える表からではなく、裏口から立ち去ったと新聞には報道された。つまり、裏口から逃げたのだ。「沖縄の皆さんと次のジャングリア を目指す」と掲げているのに、こんなことで、経営の立て直しができるのか、経営陣の体制のあり方が疑われる。

ジャングルアを見ていると、20年以上も前のことだが、本部町から美ら海水族館に向かう県道114号線を通ったときのことを思い出す。半世紀前、沖縄海洋博のときに造られた海上都市アクアポリスが、放置されたまま廃墟と化していた。その錆びつき無残な姿を波間に晒した、未来の海上都市の残骸の姿が頭をよぎるのだ。

上の写真は、130億円かけて建設されたアクアポリスが、2000年10月に1400万円で鉄クズとして売却され、上海へ曳航されるときの姿である。


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