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「うるま」って、どういう意味?


うるま市



沖縄本島の中部にある「うるま市」は、平成17年(2005)年4月1日に、当時の具志川市、石川市、勝連町・与那城町の2市2町が合併し誕生した。 「うるま」の語源は、沖縄方言で「珊瑚の島」(「ウル(珊瑚)」「マ(島)」)で、琉球の雅称(別名、風雅な呼び方)となっている。

市の名前の決定のいきさつは、HP「レファレンス事例詳細」によれば、 一般から寄せられた5,000の候補から 「うるま」、「津梁(しんりょう)」、「東海(とうかい)」、「東中頭(ひがしなかがみ)」「琉球(りゅうきゅう)」、「若夏(わかなつ)」、暁(あかつき)」、「おもと」、「輝来(きらら)」、「昇陽(しょうよう)」、「豊海(とよみ)」、「若美津(わかみつ)」の12案が選ばれた。

琉球新報によれば、具志川地区合併協議会は、この中から「暁(あかつき)」、「うるま」、「若夏」の3候補を決定した。この3案が選ばれた理由は、
  「暁」…4市町が1つになり、新しい出発が始まる。
 「うるま」…サンゴの島という美称で、景観の見事さを表す。
 「若夏」…うりずんの季節とも重なり、新芽が萌えいずる。

そして、 2004年5月 投票の結果、新市名称を『うるま市』に決定し、沖縄県初のひらがなの自治体が誕生した。 漢字で書くと「閏間」、「宇留間」、「漆間」、「粳間」、「宇流麻」などの文字が当てられる。

市のHPによれば、「新市が未来に飛躍し、海に面した美しい沖縄(4市町)の心を世界に発信することを願う」と記載されている。現在、人口は125,734 人(2022/08/01現在)で、沖縄県第3位の都市である。市の花=サンダンカ、市の木=リュウキュウコクタン、市の花木=ユウナ、市の鳥=チャーン、市の蝶=オオゴマダラ、市の魚=マクブ、市の貝=トウカムリが制定されている(上記の地図は、うるま市観光物産協会HPより)。

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