沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た

沖縄県人の怒りの言葉

今回は、沖縄県人が怒っているときの言葉・方言をご紹介する。沖縄方言にも、関西弁の「アホやな〜」みたいに軽いものから、「いてこましたろか」「いてまうぞ」というような「殴るぞ」とか「殺すぞ」みたいに恐ろし表現まで いろいろある。沖縄の方言は本土出身者には、なかなか理解できないが、このページの情報は、移住者には とても役に立つので、Okinawa latte plusのJonnyさんのHPから引用させていただいた。Jonnyさんに感謝します。

【怒りの方言】危険度★(Minimum)
軽い文句だったり、冗談を言う時に使う。怒る一歩手前の言葉といったところ。

◎フラー
この言葉は若者から年寄りまで幅広く使う。 危険度はあまり高くなく、「アホ」に近い意味を持っているが、本気で怒っている時にも使われるので、危険度は低いと安心してはいけない。
使い方としては、例えば、寝坊してしまいパジャマのままコンビニに行ってしまったとする。そこで、皆から「まじでフラー」と言われる。タレントのあのちゃんは、パジャマのままテレビ局へ行くそうだが、沖縄なら「フラー」と言われる。

◎ポッテカスー
この言葉も年配の人がよく使う方言で、「頭が空っぽ」や「頭が悪い」という意味である。例えば家で子供の勉強を教えていて、なかなか理解しないときに、イライラして「ポッテカスー」と怒ったりする。 脳みそカラッポという意味。

◎イーテル
この言葉は「頭がいっちゃってる」という意味があり、お酒で酔っ払って意味不明なことを言う人に対しても「イーテル」と使ったりする。例えば、友達同士の飲み会でベロベロになっている友達に対して、「あにひゃーイーテルな(あいつ酔っ払ってるな)」というように使う。

◎ヒングー
この方言は汚いという意味を持っている。例えば、面倒くさがりで2〜3日お風呂に入っていない人がいたとして、その人が「そう言えば2〜3日お風呂に入っていないやっさー」と告白したら、「エッツ?まじで?ヒングーだな」と返したりする。

【怒りの方言】危険度★★
ここからは怒りの感情が結構入ってくる。

◎フリムン
この言葉はフラーの上といったところか。日本語にすると「キチ◯イ」に一番近い。フラーなら言われても許せるけど、フリムンはあまり言われたくないなという差がある。
年配の人が酔っ払って話をしていると、最初フラーと言っていたのがヒートアップしてくると、いつの間にかフリムンに変わると喧嘩にならないか心配するレベル。

◎ユクサー
ユクサーは嘘つきという意味。また、ユクシは嘘という意味で、ユクシばかりいう人のことをユクサーという。沖縄は横の繋がりが強くて、お互いの信用を大事に付き合っているので、嘘つきはかなり嫌われる。なので一度「ユクサー」と呼ばれだすと、なかなか信用は戻らない。

◎ヤナ
ヤナは嫌なとかダメといった意味があり、言葉の頭につけることでダメな〇〇という表現をする。
例えば「ヤナカーギ」で綺麗じゃない人、「ヤナワラバー」でダメな子供、「ヤナカジャー」で嫌な匂いというように表現する。
また、ヤナーと語尾を伸ばすことで「だめな物」という意味にもなる。例えば、新しくスマホを買ったけどすぐに壊れてしまったら、「これヤナーだな」と怒ったりする。

◎ハゴー
ハゴーは汚いという意味。ヒングーは汚いという事だけに対して意味を持つが、ハゴーは人の行為に対しても使える。例えばゲームをしていてイカサマをして勝った友達に対して、「まじでハゴーだな。そうまでして勝ちたいばー?」という風に使う。

【怒りの方言】危険度★★★
ここからは危険度は増して、喧嘩の一歩手前ぐらいで使われる方言。

◎アビランケー
アビランケーは、わめくな・黙れといった意味。冗談ぽく言う場合もあるが、大体は雰囲気が悪い時に使う。相手が文句を言ってきたり、嫌なことを言い続けてきて我慢ができなくなったら「アビランケー」と言い返す。アビランケーが出てしまうと、喧嘩になる可能性が高まるので注意が必要。

◎チブルヤミー
チブルヤミーは頭が病んでいるだったり、頭がおかしいという意味がある。例えば話し合いをしていて、全然話が通じないので思わず「チブルヤミーか!?」と言ってしまったら、「なにぃ!?誰がチブルヤミーよ?」となり、喧嘩に発展してしまう可能性が高い。

【怒りの方言】危険度★★★★
ここからは危険度4という事で、喧嘩の始まりで使う方言を紹介する。

◎ウシエテル
ウシエテルはムカつくという意味があり、相手に直接悪意を伝える言葉である。この言葉が出ると、もう後戻りできなくなる。

◎ヌー
ヌーは「何?」という意味を持っているが、主にケンカしている最中に使う言葉。例えば対立している相手と街でバッタリ出会って、一方が「ヌー」とガンをつけたら、もう一方も「ヌー」と返す。 もしも「ヌー」と言われてしまったら、「なんでもないです」と言い続ければ、喧嘩を回避できるかもしれないそうだ。

【怒りの方言】危険度★★★★★(Max)
ここからは殴りあい寸前の超危険な言葉を紹介する。

◎バンミカス、タッピラカス
バンミカスとタッピラカスはほとんど同じで、殴るやこらしめると言った意味がある。つまり暴力を使う寸前の言葉である。親が子供に対してよく使う言葉でもあり、何か悪さをした時に「そんなことしたらタッピラカスよ」と、脅し文句として使うこともある。

◎サリンドー
「サリンドー」は「殺リンドー」という言葉で、つまり殺すぞという恐ろしい意味。
「クルサリンドー」と言ったりすることの方が多いのかもしれない。興奮して感情をぶつけるというよりは、静かに冷静に言い放つというイメージで、それが逆に怖かったりする。

◎タックルス
タックルスは「叩き殺す」という意味で、サリンドーよりも更にアグレッシブルな感じ。喧嘩の時に興奮して使う事が多く、ここまでくるともはや話し合いは絶望的。今ではあまり使う言葉ではないが、この言葉が出たらかなりヤバイと思って間違いない。

以上は沖縄人が怒っている時に使う言葉・方言を、危険度別に紹介してきたが、あまりにも種類が多いのでびっくりされた方も多いだろう。沖縄人は「いちゃりばちょーでー(一度会ったら皆、兄弟)」で、とても相手を思いやる気持ちを持っているが、感情的な面もあるので、接し方を間違うと危険である。沖縄に移住したら、ご注意を!。


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