沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
沖縄のラジオには、沖縄民謡や、古歌が紹介される番組がある。聞いていたら「ヒヤ ヒヤ ヒヤ」とテンポのいい曲が流れてきた。曲名を聞いたら「ヒヤミカチ節」という新しい民謡だった。「ヒヤミカチ」とは、沖縄の言葉で「エイッと気合を入れる」、「目を覚まそう」という意味。 戦前アメリカに移住して経営者として成功した、今帰仁村出身の平良新助(たいら しんすけ)さんが、戦後の荒廃した沖縄に帰郷した際、故郷の人々に元気を出してもらいたいと作った琉歌(注1)が元になって「ヒヤミカチ節」が生まれたという。
元歌の歌詞は沖縄口で、私もほとんど理解できないので、訳した歌詞をさがしたら、HP「沖縄民謡・島唄ライブ」にあったので お借りした。1〜3番までご紹介したい。
(1)
我らのこの沖縄 宝島だもの
心をひとつにして 立ちあがるんだ
ヒヤ ヒヤ ヒヤヒヤヒヤ
ヒヤミカチウキリ ヒヤミカチウキリ
(2)
作物の繁り実る沖縄は 弥勒世の印
心を一つにして がんばりましょう
ヒヤ ヒヤ ヒヤヒヤヒヤ
ヒヤミカチウキリ ヒヤミカチウキリ
(3)
音楽が鳴り響き 花が咲き誇る 美しさ
我らのこの沖縄を世界に知らしめよう
ヒヤ ヒヤ ヒヤヒヤヒヤ
ヒヤミカチウキリ ヒヤミカチウキリ
この歌を元にして「ヒヤミカチ節の興南高校応援歌」ができた。第106回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)の沖縄県代表は興南高校と決まった。今年のアルプススタンドには、打席に立つ選手に「ヒヤミカチ コウナン」の掛け声が甲子園に鳴り響くだろう。
お聞きになりたい方は ⇒ コチラから。冒頭にCMが入りましたらスキップしてお聞きください。
(注1)琉歌…沖縄で古くから読まれた歌で、沖縄方言により8・8・8・6の30文字の詩です。
琉歌は昔の沖縄の人は文字が書けなくても誰でも即興で詠んでいたそうです。
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