沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
沖縄のお盆に仏壇に供えられるバナナは青い(緑色)。お盆前にスーパーに行くと、青いバナナが山のように積んである。仏壇に供えるためである。なぜ、黄色ではなく、わざわざ、青いバナナをお供えするのか、調べてみた。
なぜ、青いバナナかというと、黄色のバナナをお供えすると1〜2日で黒くなってしまうので、お盆にご先祖様が口にする頃には熟しすぎてしまうのである。また、青いバナナの皮なら害虫が寄生しない。バナナはその形状から男性を表現し、男性のご先祖様への敬意を表しているという。女性のご先祖様用に備える果物は、リンゴである。
このように、ご先祖様の男女を公平に敬っている。上の写真の様に、沖縄のお盆の供え物のバナナとリンゴは定番なのである。なお、スイカは、カットしてはならない。必ず、丸いまま供える。「丸」⇒「縁」。つまり、ご先祖様との「縁」を大切にしているのだとか。
なお、ご参考までに、バナナは日本には真っ青な状態で輸入される。 それを室(むろ)という部屋でエチレンガスで強制的に追熟させてから市場に出荷する。 お盆のお供え用の青バナナは、その過程を経ずに青いまま出されるので、自然に黄色くなることはない。 甘みは出ないので、料理用(天ぷらなど)として食べるか、 リンゴなどエチレンガスを出す果物と同じ袋に入れて、自分で追熟させてから食べる。
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