沖縄移住生活始めました

沖縄吉本「よしもと沖縄花月」が撤退



沖縄吉本劇場

旧三越百貨店跡に劇場出来たころの看板


よしもと沖縄花月とは、2015(平成27)年3月、那覇市牧志の旧三越百貨店跡の複合型観光施設内に開場した。ガレッジセールのゴリを座長とした「沖縄新喜劇」を中心に 沖縄で生まれ育った若手芸人によるお笑いステージを発信してきた。しかし、2022年4月の第14回沖縄国際映画祭」を機に劇場を閉鎖することになった(閉鎖するのは、2017年8月に国際通りから移転した「とまりんアネックスビル2階」の新劇場)。

沖縄新喜劇は、沖縄を盛り上げたい、新たな沖縄名物をつくりたいというガレッジセールの思いから、沖縄の歴史・文化・風習を取り込んだ完全オリジナルの新作コメディ劇だった。関西のなんばグランド花月、梅田花月吉本、京都花月などを見て育った私から見れば、ガレッジセールとスリムクラブの真栄田賢以外は、芸も稚拙で、人前で演じるレベルにはなかった。また、セリフに沖縄言葉(ウチナーグチ)を混ぜるので、地元の客には受けるが、私のような本土出身者や観光客には、何を話しているのか分からない部分も多かった。また、若手芸人の皆さんとは年齢差があって、私に理解できないのかもしれないが、相方の容姿をけなして笑いをとろうとしたり、品のない言動、話の脈絡とは無関係に意味もなく相手をどついても、見ている方は面白くもなんともない。関西の吉本新喜劇の上っ面だけを真似をしただけでは笑いは取れない。そんな程度では、お金を払って見に行かない。

今後は、吉本興業のエンターテインメント総合専門学校「沖縄ラフ&ピース専門学校」など、既存の施設からユーチューブやSNSなどで舞台を発信し、よしもとエンタテインメント沖縄事務所と所属する39組62人の芸人は、引き続き活動するという。これからは、ネタで勝負できる芸人さんが出てくることを切に望んでいる。

閉鎖の理由は、明らかにされていないが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響もあったのだろう。

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