沖縄移住生活始めました

首里城 完成は令和8年



焼失した首里城

再建が待たれる首里城
(写真は、奉神門を裏から見たところ、2020年2月)



沖縄総合事務局は、復元する首里城正殿の実施設計を発表した。

着工は今年(2022)の秋で、完成は令和8(2026)年を予定している。平成の復元時にくらべ、スプリンクラーの設置など防災・防火対策を強化し、正殿2階からも2カ所の避難路を設置する予定。総工費は資材の調達コストが高くなっているので120億円を見込んでいる。平成の復元時は33億円だったので、前回の約4倍となる。木材は、本土のヒノキやイヌマキ(チャーギ)、本島北部のオキナワウラジロガシも使われる。赤瓦の一部は、火災で焼損した破損瓦の粉砕「シャモット」を再利用する。
 
総合事務局によると、「防火対策をかなり強化し、木材の仕入れ価格も上がっている。消費税率も平成復元時は3%だが今は10%。環境が大きく異なる」と説明している。 費用は国が多くを担い、瓦や装飾などは県が管理する「首里城復興基金」からも充てられる見込みという(以上、主に琉球朝日放送より)。上の写真提供は琉球新報



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