「パラソル通り」のパラソル撤去

撤去されることが決まったパラソル通りのパラソル (那覇市牧志)

那覇市の牧志にある通称「パラソル通り」のパラソル付きテーブルやイスが2022年２月14日から使用中止となった。場所は、牧志公設市場衣料部・雑貨部と水上店舗の間にある。使用中止の理由は、ここで飲食する人がいるためという。こんなところにもコロナ禍の影響があった。

パラソル通りと衣料部・雑貨部の土地は、那覇市が民間から借りている。賃貸借契約は2021年度末で終了し、衣料部・雑貨部は2月末で閉鎖される。市は契約終了後もパラソル通りを通行できるよう契約相手に要望している。

市や平和通り商店街振興組合によると、パラソルなどは通行人が休憩できるよう、同組合が1998～99年ごろに市の補助を受けて設置した。 いつ誰がパラソル通りと名付けたのかは不明で、同組合の副理事長は「パラソルがあるので、いつしか『パラソル通り』と呼ばれるようになったのではないか」と話す。数年前からパラソル通りのテーブルを使い飲酒をする人が出始め、周辺事業者らから「撤去してほしい」と苦情が寄せられていたという。 撤去は３月上旬の予定という。（以上、琉球新報を参考に作成、写真はマガジンaha!さんからお借りした）