本日10月1日は「ゆいレール」延長開業


ゆいレール延伸区間

沖縄都市モノレールの浦添市延長区間での営業運転が本日、10月1日午前5時39分から開始された。これまでの「那覇空港」〜「首里駅」までの12.9キロに「首里駅」から新たに開通する「てだこ浦西駅」までの4.1キロが加わり、総延長は17キロとなる。「ゆいレール」が延長するのは2003年の開業から16年目で初めてとなる。

なお、終点の「てだこ浦西駅」には、1000台収容のパーク&ライド駐車場が完成しており、今後、住友商事・イオン琉球による大型商業施設、スポーツフィットネス施設、マンションの建設、沖縄自動車道のインターチェンジの新設が予定されている。

新聞によると、ゆいレールの利用者は18年度は1905万7176人で、7年連続過去最多となっている。今後も区間延長や那覇空港の第2滑走路利用開始(2020年)も予定されており、利用者の大幅増加が予想されているので、30年度までに2両編成を3両にすることも決めている。
左の路線図は、沖縄タイムスさんからお借りした。


ゆいレール

将来は3両編成が予定されているゆいレール(再都市化HPより)

《追記》3両化は22年度にも
新聞によると、ゆいレール車両の3両化に伴う国からの補助金が8割に引き上げられたことにより、当初、2030年度の計画だったが、大幅な前倒しが可能になった。このため、モノレール会社と沖縄県、沿線の那覇市、浦添市では、2022年度の3両化導入を目指していることが分かった。


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背景の「首里織」は、首里王府の城下町として栄えた首里において王府の貴族、士族用に作られていたもので、悠々として麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。この作品は、米須幸代さんの「グーシー花織」です。