「サムズ」お前もか?


サムズレストラン


前月に発表されたオリオンビールに続き、沖縄の企業が、またしても本土資本に買収されることが分かった。買収されるのは、大手ステーキチェーン「サムズグループ」。同社は、昭和45年創業で、那覇市や沖縄市など県内に8店舗を持ち、従業員数はアルバイトも含め300人。私も以前、那覇で泊まったときは、シェフの鉄板焼きパフォーマンスを楽しみながら飲食した店である。

買収するのは、定食店「まいどおおきに」、「串屋物語」など、全国に900店舗の飲食店を運営する外食大手のフジオフードシステム(本社:大阪市)で、買収額は27億5500万円とみられ、平成31年4月をメドに完全子会社化する。フジオフードはここ最近、積極的なM&S(合併・買収)による事業の多角化を進めている。昨年には北中城村(きたなかぐすくそん)でアメリカンレストラン「ローズガーデン」も傘下に収めており、ステーキハウスという新業態の取得とともに、沖縄県での事業展開を加速する(日経新聞などを参考に作成、写真はサムズHPより)。


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背景の「首里織」は、首里王府の城下町として栄えた首里において王府の貴族、士族用に作られていたもので、悠々として麗美な織物が織り継がれ、現在に至っています。この作品は、米須幸代さんの「グーシー花織」です。