ソニー坊やが衣装替え


沖縄を車で走っていると、街角に「ソニー坊や」の像を たまに見ることがある。「ソニー坊や」というのは、ソニーの前身である東京通信工業という会社が、販売促進キャラクターとして使用していた人形のことで、昭和31年に子どもたちの交通安全を願い、沖縄県内に像として10体ほど設置したもの(16体以上という説もある)。交通安全キャラクターとして長年、車両や歩行者の交通を見守っている。地元の人がペンキを塗り直すなど、今でも地域に愛されており、高さ約1mの台座の上に身長約140cmの「坊や」が立つ。

その「ソニー坊や」を、私が沖縄で初めて見たのは平成25年12月のこと。本部富士(通称ミムライ)という山に登るために本島北部に行ったときのことだった。その像は、本部町の浦崎交差点から500メートルほど行った謝花入口バス停近くにあった。そのソニー坊やが、このほど衣装替えをしたというニュースが伝わってきた。地元の方が、趣味でエイサーの衣装を着せたのだそうだ。

下の写真:左はキャラクターグッズの「ソニー坊や」、右の子の高さが缶コーヒーくらい(ヤフーオークションからcopy、開始値は2体で25,800円からだった)、中央は衣装替えをした謝花の「ソニー坊や」、右は平成25年12月当時の衣装替え前の坊や。前と同じように土台には「あげた手に にっこり 笑って 待つゆとり」、「とび出すな 車は急に 止まれない」と交通安全のスローガンが書かれ、通行人や車を見守っているが、SONYの文字は隠れてしまった。



ソニー坊や 衣装替えしたソニー坊や 前のソニー坊や


坊やがいる場所へ行くには、沖縄自動車道または国道58号線を名護市方向へ。名護市内に入り、国道449号線へ。イオングループのスーパーマーケット「ビッグエクスプレス」を左に見て、本部大橋を渡る。右にローソン、左にファミリーマートの交差点(交差点名---浦崎)を過ぎて500メートルほど行くと「謝花入口」のバス停がある。その少し先の左側にある。その先の「謝花」バス停(JAキャッシュサービスのATM前)まで行ったら行き過ぎなので戻る。

なお、「消えたソニー坊やを捜せ」サイトさんの調査によると、現存する「ソニー坊や」は、県内には本部町謝花、うるま市安慶名、宜野湾市野嵩、西原町兼久、糸満市名城の5体だそうだ。詳しくお知りになりたい方は ⇒ コチラから

 

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