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ジャンボタニシの卵に注意


ジャンボタニシの卵


1981年ころ、食用目的でジャンボタニシが、沖縄に持ち込まれた(ジャンボタニシというのは俗称で、実はリンゴガイの仲間なので、正確に言うとタニシではない。タニシは卵を産まない)。

ジャンボタニシは中南米原産の淡水性の巻き貝で、環境省や農水省が定めている「生態系被害防止外来リスト」や国際自然保護連合の「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っている。稲など水田作物を食害する害虫。

ジャンボタニシは、ジャンボの名のとおり、淡水の貝と比べるとはるかに大きく、約5~8センチ。梅雨が明けて本格的な暑さが到来するころになると、主に沖縄本島北部の田んぼや池、沼、用水路や川岸などで、あまりに毒々しいピンク色をした奇妙な物質が目につくようになる。 成長した稲が成育過程で親茎から新たに茎が分岐して増える前に産卵していると思われる。田んぼの水を抜くと成貝は泥の中に潜り、姿は見えなくなる。その卵はピンク色で、一つは直径およそ2ミリだが、約2〜4センチの塊になっている。農林水産省の資料によると「PV2」という神経毒があるとされており、絶対に触ってはいけない。 ただし、収穫した稲には影響はない。

このジャンボタニシがよく見られる地域は、金武町や恩納村、名護市、大宜味村、国頭村など北部の水田や湿地帯(以上、琉球新報・Wikipediaより)。

なお、ジャンボタニシはつぶ貝やサザエのような食感で、食用になるが、内臓には毒があるので、よく洗い流し、加熱してから食べる。また、卵には広東住血吸線虫という寄生虫がいるので、素手で触ったり、決して食べてはいけない。触ったときは、必ず、石鹸で洗い流す(THURINEWSより)。下の写真は、普通のタニシとの比較(日テレNewsより)。


ジャンボタニシ


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