沖 縄 移 住 生 活 始 め ま し た
最近の天気予報やニュースでは、夏日、真夏日、猛暑日、酷暑日、熱帯夜の言葉をよく耳にする。とくに、今年は記録を更新するくらい暑い日が連日、続いた。これらの用語は、日中や夜間の温度によって定義されたものなので、その意味を解説する。なお、このページは、日本気象協会、防災ナビ、Wikipedia、八重山日報を参照して作成。
◎夏日
夏日(なつび)は、一日の最高気温が25度以上の日をいう。これは、夏の暑さを示す指標の一つとして用いられている。
◎真夏日
真夏日(まなつび)は、一日の最高気温が30度以上の日をいう。これは、夏日と猛暑日の中間に位置する。また真夏日に対して、一日の最高気温が0度未満の寒い日を「真冬日」という。
◎猛暑日
猛暑日(もうしょび)は、一日の最高気温が35度以上の日をいう。これは、一日の最高気温が30度以上の日である「真夏日」より、さらに暑い日に使われるが、沖縄では、猛暑日になる日は多くない。
◎酷暑日
酷暑日(こくしょび)は、猛暑日の俗称で、一日の最高気温が35度以上の日をいう。これは、1990年代初め頃からマスコミなどが用いて世間一般に定着したもの。その後、地球温暖化の影響から35度以上の日が増えるので、気象庁が2007年4月以降、「猛暑日」を正式な予報用語とした。
◎極暑日
極暑日(きょくしょび・ごくしょび)は、正式な気象用語ではないが、酷暑日を超えるような暑い日のことをいう。
◎熱帯夜
熱帯夜(ねったいや)は、夜間の最低気温が25度以上のことをいう。これは、20度以上の夜をいう「真夏夜」より暑く、現在、夏の寝苦しさを示す指標として用いられているが、一方で気象庁の統計種目にはない。なお、夜間とは、通常、18時頃から翌日の午前6時頃までを指す。
※なお、「真夏夜」は、その昔、使われていたが、現在は使われていない。ということで、「真夏夜」は、ほぼ死語。
最後に、よく使われる「夏日」、「真夏日」、「猛暑日」、「酷暑日」、「熱帯夜」の違いをざっくりとまとめると、以下のようになる。
・夏日:一日の最高気温が25度以上の日
・真夏日:一日の最高気温が30度以上の日
・猛暑日:一日の最高気温が35度以上の日
・酷暑日:猛暑日の俗称
・熱帯夜:夜間の最低気温が25度以上、沖縄では、年間100日以上で、本土の5倍以上ある。石垣島では、過去、年間170日を超えたこともある。
なお、気象庁の予報用語では、夜間の最低気温が25度以上の「熱帯夜」しか定義されていないが、昨今、真夏に夜も非常に暑くなる中、夜間の最低気温が30度以上の「超熱帯夜」という俗称も使われることがある。
これだけ暑い日が続くと、そのうち、気象用語に1日の最高気温が40℃以上の日は、炎暑日とか激暑日や沸騰日(ふっとうび)なるものが出現するかもしれない。
ナビゲーションはトップページにあります。
⇒TOPページへ© 2012 沖縄移住生活始めました
この下に出るバナー広告は、サーバー会社のスポンサーリンクです。管理人の意志で貼ったものではありません。