粟国島にハブ定着?


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◎ハブ対策条例ができ、噛まれたときは医療費を支給
すでに2年前から島にハブが定着したと判断されていたが、沖縄タイムスによると、2023年には、12/05現在、191匹が捕獲され、同日、島の村議会ではハブ対策条例を全会一致で可決した。
それによると、ハブに噛まれたときは、医療費を2万円まで村が支給する。また、島には石垣が多く、ハブの生息場所にもなることからセメントや砂、石などですめないように補修するよう村が現物支給することになった。

◎粟国(あぐに)島にハブ定着と判断
琉球新報によると粟国島では2021年4月からこれまでにハブが24匹が捕獲され、村内で捕獲が確認されたのは計55匹となった。ハブ定着の有無を調査・研究している県衛生環境研究所は、これまで定着の判断を先送りし続けてきたが、遂に「粟国島にハブが定着している可能性が高い」と判断した。

村は2017年以降、島内の北側を中心に70台の捕獲器を設置した。その後、徐々に増やし2021年は130台を設置した。捕獲器の増加に比例してハブの捕獲数も増え、17年度3匹、18年度2匹、19年度9匹だった捕獲数は20年度17匹、21年度はすでに24匹が捕獲された。19年にはこれまでで最大の全長192センチ、体重約1.6キロのハブも見つかっている。

村によると、沖縄本島から運搬船で運ばれる工事用資材の廃材にハブが紛れ込み、島内に入った可能性があり、捕獲場所は茂みが広がる島の北側が多い。集落がある南側での発見はなく、けが人や農作物への被害報告はないという。いずれにしても、今後は、粟国島はハブのいる島にカウントされることになった(以上、追記終わり、以下はハブ定着が発表される前に書いたものです)。

◎粟国(あぐに)島にハブ定着か?
2017年に島内で初めてハブが確認され、沖縄県が定着の有無を調査している粟国島で、17年から今月25日までに、計20匹のハブが捕獲されたことがわかった。県はこれまで、今までいないとされてきた同島のハブの定着について「判断はできない」としてきたが、19年9月に子ハブが発見されたことや、断続的に捕獲されていることから「定着している可能性が高い」と初めて言及したもの。

県衛生環境研究所は「まだ見つかる可能性は高い。19年の9匹を超えると考えていたほうがいい」と警戒を強める。粟国村によると、捕獲場所は主に島の中央部から北側。住民の住む南側では発見されておらず、けが人や農作物への被害報告はない(以上、2020年6月26日付琉球新報より)。

このページは、粟国島にハブが定着していること可能性が高くなったため、このサイトの「ハブが出たぁ~」から粟国島関係だけを抜き出して、新しいページでWeb upしたものです。下に行くほど古いニュースです。

◎粟国(あぐに)島で ハブ7匹目発見!
粟国島では、2017年から断続的にハブが発見されているが、4月に引き続き、2019年5月14日に7匹目が捕獲されていたことが分かった。体長54.5センチ、体重20.9グラムのメスで生後1~2年と推測されるそうだ。島に定着したかどうかの判断は先送りし、今後も捕獲機を設置して調査を続けるとか。

◎粟国(あぐに)島に6例目のハブ
粟国島で、2019年4月、6例目のハブが発見されていたことが分かった。新聞報道によれば、発見されたのは、体長116.5センチ、体重258グラムの雄。生後2~3年と推測されている。粟国島で初めてハブが見つかったのは17年9月。その後、10月、11月、18年6月、11月と断続的に発見された。最初の3匹は雌、最近の3匹は雄だった。ただし、沖縄県は「定着しているかどうかはまだ判断できず、継続して調べる」と定着の判断を保留している。

◎粟国(あぐに)島で遂に4匹目のハブ!
2018年6月28日付けの琉球新報によれば、昨年、3ヶ月連続でハブが発見され、ハブの定着が論議されている粟国島で、新たに1匹が見つかっていたことが分かった。発見されたハブは全長72㎝、体重53.3gの雄で、昨年のハブ発見場所から1キロ離れたところで、住民が車でひいたという。今回で4例目だが、昨年、見つかった3匹は、いずれも雌だったので、雄は初めての発見。村ではハブの動きが鈍くなる冬場は調査を休止していたが、4月から60台の捕獲機を設置して調査していた。島内で繁殖して定着したのかどうかが気になるところ。

◎粟国(あぐに)島で3ヵ月連続ハブ発見!
2017年11月29日、粟国村は捕獲器にかかったハブ1匹が見つかったと発表した。
同村にハブは生息していないとされていたが、9月に初めて、10月に2匹目のハブが発見されており、今回で3例目。県衛生薬務課は「定着したかどうか12月の調査終了以降に判断する」とした。見つかったハブは体長90.5センチのメス。24日午後2時半ごろ、村東の草むらで生きた状態で捕獲器にかかっているのを村関係者が発見した。
県によるとハブは生まれてから約2年で、成熟する前のハブとみられ、発見現場は2匹目(10/13、体長53.5センチの子供のハブ1匹)が見つかった工場から約30メートルの場所。これまでの3匹とも半径200メートル以内で発見されているという(琉球新報などより)。平成30年6月10日現在、定着したかどうかの結論は発表されていない。

◎粟国(あぐに)島にハブがでた~
ハブのいないはずの離島の粟国村で2017年9月2日、ハブが発見された。
同島でハブが発見されたのは初めてのこと。発見されたのは産業廃棄物の処理場で、体長1メートル。沖縄県の薬務課では「もともとハブのいない島なので、何らかの方法で島外から持ち込まれたのではないか」と推測する。村の診療所には血清(ハブ抗毒素)が常備されてないため、県は配備すると発表した(9/5 RBCニュースより)。
なお、2013年にも、ハブのいないはずの宮古島で発見されたことがあったが、その後、定着は確認されていない。
沖縄でハブのいない島は、宮古島、津堅島、久高島、奥武島、 粟国島、座間味島、南大東島、北大東島、伊良部島、下地島、大神島、池間島、多良間島、水納島(宮古諸島)、来間島、鳩島、由布島、与那国島、波照間島で、沖縄県ではないが、奄美諸島でも、沖永良部島、与論島にはいないといわれている。

なお、沖縄在住の方はもちろん、来訪される方、田畑や山野への出入りや夜間に歩行する際(ハブは夜行性)には、十分、お気をつけを。観光地でも、決められた園路以外を歩かないように。 万が一ハブに咬まれた場合は、① 落ち着いて、② 身近な人に助けを求め、③ 救急車を呼んで医療機関で治療を受けること。そして、④ むやみに動き回らないようにと呼びかけている(TVニュースなどより)。

◎このサイトのハブ関連
・「ハブとマングースの決闘」⇒こちらから
・「ハブのいない島」⇒こちらから
・「ハブが出たぁ~」⇒こちらから


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背景の「八重山ミンサー織」は、主に石垣島と竹富島で生産される織物です。最大の特徴は、五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く・・・。」という、女性から男性への想いが込められていることです。詳しくは ⇒ コチラから