なぜ沖縄には給水車がないの?


給水車


今年は西日本で集中豪雨があったり、北海道で震度7の地震などで未曽有の災害が起こり、ライフラインが寸断、断水もなかなか解消しなかった。ところで、テレビのニュースでは大きな災害が起こって、突然の断水のときに活躍する給水車の姿を見ることがよくある。あの給水車は、自衛隊だけが持っているのではなく、全国的には市町村も所有しているのだが、沖縄県の場合は、なぜか那覇市に1台あるだけで、他の県と比較しても圧倒的に少ないのである。沖縄では、昔から水不足に備えて大型ビルから民家やアパート、マンションに至るまで、建物の屋上には貯水タンクを設置していたので、各自治体は、水不足に対する危機感を持っていないのだろうか?。

九州・沖縄の各県を調べてみると、一番多く所有しているのが鹿児島県で13台、次いで大分県の12台、以下、福岡県10台、沖縄とほぼ人口が同じの長崎県が7台、沖縄より人口が少ない佐賀県でも5台所有している。それに比べ沖縄県は1台しかないのである。またトラックに載せて給水できるタンクについても、1トン以上のものは県内には26基しかなく、九州各県と比べ最も少ないという。昔、深刻な水不足の時代があり、給水制限や断水が続いていたのに不思議だ。

災害が起これば沖縄は他府県からの応援に時間がかかる。米軍が助けてくれるなんてことはあるかどうかは分からないので、何か対策しなければ…。

このページは沖縄総合事務所が、九州・沖縄の自治体が給水車を何台所有しているか調査した結果に、管理人が加筆して作成しました。

写真は琉球朝日放送ニュースから



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背景の「読谷山花織」は、「ゆたんざはなうぃ」または、「よみたんざんはなおり」と読みます。琉球王朝のための御用布として織られていました。絶滅寸前だったものを、昭和39年に読谷村で「幻の花織」として復活しました。