カネは先か、後か?


モノを買うとき、商品と引き換えにカネを払う。これが普通だと思う。ところが、沖縄では、何故か、一部に先にカネを払う習慣もあるようだ。たとえば街のあちこちにあるテンプラ屋で、一族が集まって飲食する清明祭やお盆などに10,000円分、20,000円分と言って買い求めるときは、注文しに行ったとき、普通に先払いしてくるので、商品を受け取る前にカネを支払うことに何の抵抗もないのだとか。それと、牛丼の吉野家でも、本土では後払いだったが、私の行った沖縄の店では、どこでも注文と同時にカネを払った。つまり、先払いである。これも沖縄だけの風習?。

あるご婦人が、ケーキショップで2,000円のロールケーキを買ったとき、ショーケース越しに、先におカネを支払った。包装して袋に入れて商品をもらうとき、代金を請求された。「払った」、「もらってない」でモメた。後(うしろ)の客が、「このお客さんがカネを払うのを見た」と証言をしたので、店側が折れた。目撃してくれた客がいなかったら証明できなかったかも。

車に給油するとき、最近はセルフが増えたが、沖縄では、人が給油するGSが多い。タンクの残量が分かるよう私はいつも満タンにするが、1,000円単位で給油する人もいる。ある人が「3,000円分」と言っておカネを渡した。窓を拭いて、灰皿を掃除してくれて給油が済んだら、カネを請求された。払った、もらってないでモメた。スタンドマンは「カネをもらったらレシートを渡すはずだ。絶対にもらってない!」と言い張った。

子どもの散髪代が1,000円の床屋に、お母さんから1,000円札をもらった子どもが一人で出かけた。いつも行く床屋なので調髪の前に支払った。ところが調髪が終わったら、カネを請求された。子どもは泣きながら家に帰り、再びお母さんと一緒に床屋に行った。お母さんは「間違いなく子どもに1,000円札を渡した」と主張し、子どもも「いつも先に払っている」と言ったが、店主は「もらってない」の一点張り。お母さんは、止む無く1,000円を支払った。

二重請求されるのがイヤで後払いしているのではないが、それがモノを買うときのルールだと思ってきた。ご紹介した例は、きっと相手の勘違いだと思うが、最近は、お年寄りに限らず若年アルツハイマーも増えている。この病気は、昔のことは覚えているが、ほんの数分か数十分前のことなのに?、直近のことを忘れてしまうらしい。本人に自覚症状がないので厄介だ。当たり前のことだが、おカネは商品と引き換えか後払いで支払うことをオススメする。ただし、宝くじは、どこの売り場でも先におカネを払う。おっと、これは全国共通だった。

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