沖縄でも食品虚偽表示


高級ホテル、老舗旅館や有名レストランのメニュー虚偽の問題が広がるなか、今まで沖縄とは関係なかったので、このサイトでは触れなかったが、ついにその波が沖縄に達した。沖縄の航空会社系の3ホテルでも、ブラックタイガーを車海老、ロブスターを伊勢えび、ホワイトエビを大正海老と表示したり、ステーキに牛脂注入肉を使うなど、4,084食のメニュー虚偽をしていた(平成25年11月8日付、『琉球新報』より)。この3ホテルは、いずれも沖縄を代表する高級ホテルである。更に、その翌日、那覇の「か○ぽ○宿」でも同様の虚偽表示が発覚した。

虚偽問題の発端は、平成25年春、東京ディズニーリゾートが運営するホテルが、メニューに書かれていた食材とは別の食材を使っていたことを、お詫びしたことだといわれているが、その後の高級ホテル・レストランなどの釈明は、「メニュー表示と食材が合っているかどうか、チェックする意識が欠落していた」「従業員が(食材に関して)無知・無自覚だった」とか「故意ではなく、現場の誤認だった。担当者が勘違いをしていた」などと言い訳しているが、輸入肉を和牛、ブラックタイガーを車海老と表示するのは、意識が欠落していたとか、勘違いのはずがない。知っていてやっている。これは詐欺行為だ。

産地偽装といえば、何年前だったか、船場吉兆(せんばきっちょう)とかいう老舗料亭も同じようなことをしていたのを思い出した。そんな料亭や有名ホテル・レストランには行く機会もないが、こんなことが頻繁にあると、日常、よく購入している「アグー豚」、「美ら豚」や「やんばる若鶏」も、ホントにそうなの?と、疑ってしまう。

《追記》虚偽表示が連鎖した。一番安い部屋でも4万円以上する、沖縄リゾートの中でもトップクラスの高級ホテル「ブ○ナテ○ス」でも、メニュー表示と異なった食材を使用したと発表した。ホテル側は、シェフの誤認(車海老とブラックタイガーは同じ種類だと認識していたという)を原因の第一にあげた(平成25年11月12日付、『琉球新報』より)が、料理のプロがそんな誤認をするはずがない。もし、本当なら、車海老とブラックタイガーの区別がつかないようなシェフがつくった料理など、誰が食べたいだろうか?。それにしても、何でも現場に責任を押し付けるのは、経営者の不変の言動のようだ。

《さらに追記》 キリがないので、もう追記はやめたいが、13日、オキナワ・○リオ○ット・リ○ート&スパでも「島野菜」「島豚」と表示しながら、一部で県外の食材を使っていたことが分かった。「意図的ではない」と釈明していると言う。7年前からやっていたそうだ(平成25年11月14日付、『琉球新報』より)。営業妨害だと訴えられても困るので、ホテル名を一部伏字にしているが、私が、何故、気を使う必要があるのかなァ。

時を同じくしてプロ野球の楽天優勝セールの77%引きでも、価格を偽って金儲けをしようとした通販業者が一部にあった。楽天の優勝記念セールというなら、楽天本体が身を切って利用者に還元するのが本来だと思う。このセールは、加盟店には採算を無視させても楽天本体は痛くもかゆくもない。人のふんどしで相撲を取っているとしか思えない。なお、私はアンチ楽天ではない。長期間、プラチナ会員だったほどの楽天へビー・ユーザーである。

今回の騒動で、マスコミ報道は、『虚偽(きょぎ)』と言ったり、『偽装(ぎそう)』だったり、マチマチだった。私もその区別が分からなかったので、辞書で調べてみた。ご参考までに紹介する。
『虚偽』---外見は正しいようにみえるが,実は誤っている。真実ではないのに、真実のように見せかけること。

『偽装』---ある事実をおおい隠すために、他の物事、状況を装うこと。つまり、嘘を装うこと。

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